2016年12月号
特集 安易な参入は本業にもデメリット? 介護事業者の障害福祉サービス事業への参入を考える |
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◆ 毎月20日発行 ◆ A4判 92ページ ◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) | |
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特集 安易な参入は本業にもデメリット?
介護事業者の障害福祉サービス事業への参入を考える
介護現場では障害を抱えた高齢者への対応や新たな収入源の確保として、障害福祉サービス事業への参入が増加している。その一方で、安易な参入で不適切なケアをしているとの指摘もある。高齢者と障害者は社会的弱者として一括りに捉えられがちだが、適用される法律が違えば提供すべきサービスも異なる。介護と障害福祉の双方の事業事例から障害福祉サービス事業への参入について考える。
- 解説
- 障害福祉サービス事業経験者の雇用が成否を分ける
- 小濱道博(小濱介護経営事務所代表)
- 先進事例
- ●社会福祉法人九州キリスト教社会福祉事業団
- ●社会福祉法人福祉楽団杜の家なりた
- ●社会福祉法人福知山学園
- ●株式会社アース
- 提言
- 障害者も高齢者も、困難な状況にある人に光が当たる社会をつくっていくべき
- 増田一世(NPO法人日本障害者協議会常務理事)
- 障害者福祉サービス事業所からの視点
- ●認定NPO法人暮らしネット・えん
- ●株式会社アミティエ
- Special Eyes
- "建築も支援の一つ"知的障害者の住まいを考える
その他注目の記事!
- ●今月のスマイル・ケア
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出崎ミキヱさん(83歳)
福岡地所シニアライフ株式会社 複合多機能施設「ユトリア博多」 - ●ケア新時代 探訪!地域一番星
- 社会福祉法人カメリア会
- 特別養護老人ホームカメリア桜ヶ丘(神奈川県平塚市)
- ●ときの人
- 犬童一利(映画監督)
- ●新ビジネス潮流 介護のミカタ
- ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
- 卓上型対話支援システムを開発し高齢者・難聴者の"聞こえ"を改善
- ●住まいの提案
- 社会福祉法人スイートホーム
- 地域密着型特別養護老人ホーム「蔵の街ひまわり」(栃木県栃木市)
- ●介護経営者IT塾
- 1限目情報共有コト始め(株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズ)
- 2限目初めての介護ロボット(社会福祉法人神流福祉会)
- 3限目IT化のヒント(富士通株式会社)
- ●介護行政の先を読む
- 水巻中正(国際医療福祉大学大学院教授)
- ●経営(継栄)のツボ
- 早川浩士(有限会社ハヤカワプランニング代表取締役)
- ●地域づくりは人づくり
- 【第9回】高瀬比左子 × 秋山正子
- ●ここが知りたい!! 介護の羅針盤
- ①人が辞めない職場づくりのヒント
- 伊藤亜記(株式会社ねこの手 代表取締役)
- ②介護サービス事業者の保険外サービスのつくり方
- 齊木 大(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアマネジャー)
- ③科学的問題解決とカイゼンの実際
- 坪 茂典(社会医療法人愛仁会本部介護福祉事業部長/社会福祉法人愛和会本部統括部長)
- ④レクリエーション人材育成術
- 川﨑陽一(株式会社プレイケア代表取締役)
- ●ヘルスケアセレクション
- 住宅型有料老人ホーム
- 「みんとく朝倉街道」(福岡県筑紫野市)
- ●若手が育つ環境づくり
- 【第8回】「新卒教育」
- 秋本可愛(株式会社 Join for Kaigo 代表取締役)
- ●介護施設の事業継続計画(BCP)
- 本田茂樹(株式会社インターリスク総研 特別研究員)
- ●特別寄稿 組織をマネジメントする⑩
- サービス生産性を考えるうえで「量」から「質」へのパラダイムシフトが必要
- ●介護福祉施設リサーチ 地域ケアを考える
- 住宅型有料老人ホーム「おるそ」(大阪府吹田市)
- ●言いたいこと、言わせてもらいます!
- 介護にまつわる喜怒哀楽
- 【第12回】誰のための「介護の日」
- ●制度依存から抜け出せ! 保険外サービスの「傾向と戦略」
- 「株式会社日本生科学研究所日生デイサービスセンター赤羽台」
- 地域資源を活用した介護予防事業で地域の受け皿に
- ●介護経営現場とれたてQ&A
- 【第42回】社会保障審議会~介護保険部会の審議の方向性
- ●組織を変える介護福祉経営士
- 箭内 宏行氏(株式会社YES Care Project 専務取締役兼統括部長)
次 号 予 告 2017年1月号(2016年12月20日 発行)
特集 介護のアイデア発見 「日本文化」の視点から介護の可能性を探る(仮題)
最新テクノロジーを活用する介護がある一方で、伝統技能・文化を活かした介護にかかわる製品・サービスも多数生まれている。また、施設内のインテリアに和のテイストを活かしたり、レクリエーションや職員教育の一環として伝統文化を取り入れるといった取り組みをしている介護事業所も少なくない。今号では、「日本文化」と介護との結びつきを示すとともに、日本文化を活かしたユニークな介護のアイデアを紹介する。