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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2019年5月号
2019年5月号
地域特集
急増するニーズにどう応えるか?
独居高齢者を支える地域の挑戦
毎月20日発行
A4変型 88ページ
定価:1,296円(税込)
定期購読料:15,552円(税込)
 

今月の特集 

地域特集 急増するニーズにどう応えるか?
独居高齢者を支える地域の挑戦

2015年度の国勢調査結果によれば、高齢者の17.7%が独居となっており、今後もその割合は増加すると予測される。社会からの孤立、生きがいの減退、認知症の進行など、1人で暮らすことに大きなリスクが潜むようになる。社会的に孤立した高齢者は、要介護となったり、死亡したりするリスクが、孤立していない高齢者の1.7倍にものぼるという調査結果が伝えられ、そうしたリスクの解消・回避のために、孤立しやすい独居高齢者の健康や衛生、安全面で支援を行う動きが、現在全国各地で出てきている。本特集は、独居高齢者の多い地域や、先駆的に独居高齢者に向けた対応をとっている自治体において、介護事業者がどのように動いているのかを追った。

座 談 会 北海道で取り組んだ「介護助手事業」
モデル施設が語る成果と課題とは

地域医療介護総合確保基金を活用し、2015年度から三重県老人保健施設協会で始まった「介護助手事業」。一般社団法人北海道老人保健施設協議会はこれをベースに17年度から2年間にわたって同事業を実施。道内の12のモデル施設が、地域人材の募集から介護助手としての研修・育成・定着を図る仕組みづくりに着手し、介護職員の労働環境改善と専門性向上に取り組んだ。事業を終えた18 年度のモデル6施設の担当者に、その成果や課題について語ってもらった。

その他注目の記事!

●トップに聞く
横倉稔明(医療法人・社会福祉法人愛正会 理事長)
●新ビジネス潮流 介護のミカタ
進和建設工業株式会社
●今月のInnovator
瀧本 裕(社会医療法人愛仁会千船病院 脳卒中内科 主任部長)
●クロストーク
細田善彦(俳優) × 佐々木淳(在宅医)
多職種連携が生み出す可能性とは?
●介護小説「もうひとつの世界」
阿部敦子 第二話「褒めないで」
現役介護職でもある阿部敦子氏による介護小説。
ある介護シーンを介護職と利用者、両方の目線から描きます。
●キラリ輝く 一番星
「誰もが地域で暮らせる」共生社会の実現をめざす
社会福祉法人翔の会 特別養護老人ホームゆるり
(神奈川県茅ケ崎市)
●介護事業所Report
Case.1 サービス付き高齢者向け住宅アイグランデュ岡山
(岡山市北区)
●地域とつながる カフェはじめました
NPO法人地域ケアネットワークゆいまぁる ゆいまぁる南沢
(東京都東久留米市)
●ベテランズファイル
株式会社ソラスト 通所介護・短期入所生活介護ソラスト七里
(さいたま市見沼区)
●今月の語録
●介護行政の先を読む
水巻中正
●介護経営現場とれたてQ&A
次期改定を見据えた中長期経営計画のすすめ
●先達の介護
地域とつながる
~道路は廊下、自宅は居室~ 宮島 渡
わが道の介護
理想の介護 和田行男
●在宅医が行く!!
髙橋公一
●介護経営道場

ほか

次号予告 2019年6月号(2019年5月20日 発行)

地域特集 業務負担軽減だけではない!
薬局・薬剤師を巻き込むと介護現場はこう変わる(仮題)

介護保険を利用している多くの人が薬を処方されている。服薬拒否にあったり、飲み忘れなどの対応に苦慮している、という介護現場からの声はよく聞く。茨城県古河市では、ケアマネジャーと薬剤師が手を組み、在宅現場における服薬状況のチェックと適切な服薬管理につなげようと奮闘している。介護現場における薬トラブルの解決は単なる業務負担軽減だけではなく、適切なケアとADLの向上につながる可能性もある。薬局・薬剤師をどのように介護現場に巻き込むかを探る。

第2特集 地域包括ケアの先取り
『たすけあい』の仕組みづくりを探る(仮題)