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    今月号の特集
    ◆ 大特集
    できていること・できていないこと
    NST専従者は、「今」何をしている?

     NST専従者には「今」、いろいろいろと悩みが多いようだ。
     周囲のセクションが言うことを聞いてくれない。
     専従者になったため、ほかの仕事ができなくなった。
     算定件数が増えず、自分の給料分にも満たない・・・。
     さらに、中心静脈栄養の調整や経腸栄養のリスク管理など、NSTがかかわるなかで対応の苦慮する症例が多くなってきた。
     そうした場合、さまざまな職種との連携が不可欠だが、NST専従者はどう協働しているのか?
     専従者の座談会と現場での取り組みをとおして検証していく。

    ◆ Life is Shining
    "遊び"で広がる視野

     仕事ができる人は、どうやら"遊び"も充実している様子。テーマパーク、美術館めぐり、スポーツ、お酒...。
     それらから得られる人との出会いや絆で、視野が広がっていく。
     仕事と"遊び"の間には、いい連鎖反応があるようだ。

    ◆ 特別企画
    経腸栄養における下痢のリスク管理

     経腸栄養において下痢の問題は大きく、脱水や電解質異常、褥瘡の重症化、QOLの低下など、さまざまなリスクの原因となる。
     この対処法として、投与速度の調整、ディバイス類の汚染の確認、経腸栄養剤の変更等が行われるが、さらにもう一つ、プロバイオティクス投与により 下痢の改善を認めたケースが多々報告されている。
     本企画ではこのプロバイオティクスにスポットを当て、その可能性を追求していく。

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    今月号の目次

    ◆大特集
    できていること・できていないこと  NST専従者は、「今」何をしている?
    ◇ 専従者座談会
    『静脈栄養、集中治療領域での栄養問題を見つけ出しタイムリーに提言するのが専従者の姿』
    座長:足立香代子 氏(せんぽ東京高輪病院 栄養管理室長)
    ×
    秋山好美 氏(狭山病院・管理栄養士)
    ×
    伊東七奈子 氏(前橋赤十字病院・看護師)
    ×
    清水哲平 氏(北原国際病院・薬剤師)
    ×
    長沼広和 氏(東邦大学医療センター大森病院・管理栄養士)
    (五十音順)

    ◇ Proposal1  【Expectation】
    『NST専従者に期するもの 成功の鍵は支点となる専従者にある』
    秋山和宏 氏 (医療法人財団松圓会 東葛クリニック病院 副院長 消化器外科部長/
    一般社団法人チーム医療フォーラム代表)

    ◇ Proposal2  【Role】
    『医療療養病棟におけるNSTのすすめ方』
    清水幸子 氏 (医療法人社団 三喜会 鶴巻温泉病院 栄養サポート室  室長)

    ◇ Proposal3  【Education】
    『管理栄養士のNST教育。今までと今後』
    真壁昇 氏 (社会医療法人近森会 近森病院臨床栄養部 科長)

    ◇ Proposal4  【Training】
    『院外からの実習生の受け入れとNST活動』
    山崎珠絵 氏 (医療法人秀和会 秀和綜合病院 NST専従管理栄養士)

    ◇ Proposal5  【for Future】
    『これからのNSTとは』
    村上啓雄 氏 (岐阜大学医学部附属病院生体支援センター センター長)

    ◇ Voice
    NST専従者 全国からの声!
    From Hokkaido    ✈
    瀧川博子さん(北海道社会保険病院)
    From Yamagata    ✈
    高橋瑞保さん(地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 日本海総合病院)
    From Osaka    ✈
    宮﨑智子さん(財団法人 大阪脳神経外科病院)
    From Kumamoto    ✈
    田口貴美子さん(特定医療法人 萬生会 熊本第一病院)
    From Okinawa    ✈
    小橋川広樹さん(琉球大学医学部付属病院)

    ◆Life is Shining【第2回】
    『"遊び"で広がる視野』
    ◇ 忙しい日々の合間に"遊び"を楽しんでいる人たち。
    後藤陽子さん(東海大学医学部附属八王子病院栄養管理科)
    伊藤佳代子さん(埼玉県済生会栗橋病院栄養科)
    山根梢さん(国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院栄養科)
    ◇ こうばしい時間|ドクターはソムリエ!?
    吉田貞夫さん(沖縄リハビリテーションセンター病院内科)

    ◆特別企画
    経腸栄養における下痢のリスク管理
    ◇ 解説
    『経腸栄養における下痢とプロバイオティクスの可能性』
    丸山道生 氏 (東京都保健医療公社大久保病院外科・NST)

    ◇ 実践  【高度救命救急センターの場合】
    『プロバイオティクスで重症患者のCD感染症の再発を抑制する』
    埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)

    ◇ 実践  【回復期リハビリテーション病棟の場合】
    『止痢剤無効の難治性症例にもビフィズス菌の効果が現れる』
    社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院(岡山県倉敷市)

    ◇ 実践  【急性期病院の場合】
    『132日間続いた下痢がビフィズス菌の使用で改善』
    沖縄医療生活協同組合 沖縄協同病院(沖縄県那覇市)

    ◆Clinical Nutrition Practice
    医療法人社団三喜会 横浜新緑総合病院(横浜市緑区)
    『栄養管理を根本に安心感のある地域医療をめざす』

    ◆FOCUS on New Leader
    熊谷直子さん(横浜市脳血管医療センター・管理栄養士)
    『患者さんやご家族がその人らしくあるために、寄り添い、共に歩みたい』

    ◆世界の仕事師【第5回】
    三国清三 氏(フレンチレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ)
    『"壁"はあるのではなく自分でつくるもの。より高みをめざして挑戦し続けてきた。』

    ◆Topics from Abroad from U.S.A【海外トピックス】
    『ネットを活用して会議を効率化 楽しみながら結論を出していく』

    ◆Specialist 【スペシャリスト養成の現場】
    福岡女子大学(福岡市城南区)
    『きめ細かい少人数制教育で変化の時代に対応できる次代のリーダーを養成する』

    ◆CLINICAL REPORT①  【半固形化栄養の応用】
    医療法人芙蓉会 南草津病院(滋賀県草津市)
    『半固形化栄養の導入によって逆流と低栄養の低減を実現する』

    ◆CLINICAL REPORT②  【心臓血管外科周術期の経腸栄養管理】
    奈良県立医科大学付属病院(奈良県橿原市)
    『心臓血管外科手術におけるアルギニンを用いた栄養管理の実践』

    ◆CLINICAL REPORT③  【食道がん術後の経腸栄養管理】
    がん・感染症センター 都立駒込病院(東京都文京区)
    『消化態栄養剤が道を開いた 在宅腸ろう患者の安心な療養生活』

    ◆The Point of View 制度を読み解くキーワード
    増税で当面の危機は回避するも、年金と医療の抜本改革は先送りに
    宇都宮将綱 氏(医療ジャーナリスト)

    ◆理論と実践
    【症例報告・1】
    『栄養療法でクローン病患者の再手術を回避できた1例』
    齋藤恵子 氏 (社会保険中央総合病院栄養科)

    【症例報告・2】
    『生体腎移植後の重症単純疱疹ウイルス感染症に対し、NSTにより早期改善がみられた1例』

    【静脈栄養の手技と管理を学ぶ・11】
    『術中・術後の静脈栄養管理』
    社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院(岡山県倉敷市)

    【栄養雑記】
    『人間栄養とレギュラトリ―サイエンス ─栄養表示が栄養の取り組みを基本的に変えた─』

    【海外文献を読もう】

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    ◆次号予告・from Editors