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  • 2015年11-12月号(No.38)

    ヒューマン ニュートリション 2015.11-12月号 症例特集
    栄養補助食品を活用したオーダーメイドのメニューの提案
    腎臓病患者の栄養管理
    隔月(偶数月)8日発行
    A4判 94ページ
    定価:1,620円(税込)
    定期購読料:9,720円(税込
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    症例特集
    栄養補助食品を活用したオーダーメイドのメニューの提案
    腎臓病患者の栄養管理

    [ちょっと考えてみよう]アンケートから考える透析患者の延命治療への考え方
    進藤明子(北杜市立甲陽病院)
    [解説1]慢性腎臓病の病態生理について
    西山成二(医療法人新都市医療研究会「君津」会 玄々堂君津病院)
    [解説2]慢性腎臓病の食事療法
    西井大輔(医療法人新都市医療研究会「君津」会 玄々堂君津病院)
    症例1
    栄養補助食品の活用症例①
    保存期腎不全、サルコペニア症例に対するロイシン高配合食品を用いた栄養管理の試み
    川岡知博(医療法人広島厚生会 広島厚生病院)
    栄養補助食品の活用症例②
    糖尿病性合併症による排便困難患者に対する排便管理の一例
    ~グアー豆酵素分解物を利用した排便コントロール~
    藤本依里 他(独立行政法人労働者健康福祉機構 浜松労災病院)
    栄養補助食品の活用症例③
    長期的なNST介入により褥瘡の改善が認められた慢性腎不全の一例
    濱田真実 他(兵庫医科大学ささやま医療センター)
    栄養補助食品の活用症例④
    血液透析患者における消化器疾患術後の超早期経口摂取の有用性─ 3症例の経過報告を中心に
    坂口恵里子 他(医療法人秀和会 秀和総合病院)
    症例2
    経管栄養管理症例①
    経管栄養を施行する腎臓病高齢者の退院に際し、表出した新たな問題とその解決に向けて
    ~苦慮した事例から顧みる~
    小川佳枝 他(医療法人扶恵会 釧路中央病院)
    経管栄養管理症例②
    これからの栄養管理 ~患者さんが教えてくれたこと~
    佐藤亮介(社会医療法人近森会 近森病院)
    [Report]2種類のたんぱく質・糖質調整流動食品の組み合わせで腎機能改善を図る取り組み
    社会医療法人財団石心会 川崎幸病院

    特別対談 管理栄養士の卒後教育
    教科書から離れ患者を診よう
    そこでのリアルな学びが管理栄養士の未来を切り拓く

    宮澤靖(一般社団法人 日本栄養経営実践協会 代表理事/社会医療法人近森会 近森病院 臨床栄養部 部長)
    谷口英喜(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科 教授)

    Clinical Nutrition Practice
    ● 東葛クリニック病院(千葉県松戸市)
    FOCUS on New Leader
    ● 森茂雄さん(JA愛知厚生連 稲沢厚生病院)
    Clinical Report
    ● 経腸栄養の新潮流④
    コラーゲンペプチドに注目した経腸栄養管理法.周術期管理から褥瘡対策まで
    第17回日本褥瘡学会学術集会ランチョンセミナーより
    The Point of View 制度を読み解くキーワード
    ● 国を挙げての健康推進策が始動 知識と行動をつなげるには何をするべきか
    藤井将志(特定医療法人谷田会 谷田病院 事務部長)

    次 号 予 告    2015年12月8日 発売

    【特集】  不要な絶食者ゼロをめざして 静脈栄養から経腸栄養への移行症例集

    "If the gut works,use it"と言われているとおり、消化管が動くのであれば消化管を用いた栄養管理を行なうことが望ましい。また、DPC算定病院の場合、輸液よりも濃厚流動食、さらには食事のほうが経営的メリットも大きい。しかし、静脈栄養から経腸栄養への移行を検討することなく、漫然と静脈栄養を継続している事例が散見される。静脈栄養から経腸栄養への移行を図るためには、何をどう見極め、それを主治医にどうプレゼンテーションすべきか、実際の事例をとおして検証する。

    【特別鼎談】  ガイドライン改訂で変わる管理栄養士の使命 「褥瘡栄養学」の可能性と未来

    習第17回日本褥瘡学会学術集会で「褥瘡予防・管理ガイドライン」(第4版)が発表された。ここでは「褥瘡における栄養管理ガイドライン」において、褥瘡患者に対するn-3系脂肪酸、L-カルノシン、コラーゲン加水分解物などの補給が推奨度C1として追加されることになった。これは管理栄養士にとってどんな意味をもつのか? 本ガイドライン改訂にかかわった医療者に提言いただく。