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 『月刊医療経営士 2015年3月号』P49掲載の「確認テスト」解説

雑誌に掲載の「確認テスト」の解説です。
実際のページを見ながら、受験学習の復習にお役立てください。
(問題文は誌面に掲載しています)




問①(×)
病院の構造設備基準は、医療法に基づいて省令で定められます。
問②(×)
利益の配当は行えません。
問③(○)
設問のとおりです。
問④(×)
減価償却費が内部資金調達に該当します。
問⑤(×)
間接金融とは、金融機関からの借入で資金調達を行う方法を指します。診療報酬債権の流動化による資金調達は直接金融になります。
問⑥(×)
「資産」の部によるファイナンスです。
問⑦(×)
中途返済は「期日まで借りる」という契約内容を反故にすることになり、違約金が発生する場合もあります。
問⑧(×)
資金を借り入れる医療法人の資産の取得の利便のために発行するものとし、資産の取得以外の目的のためには発行しないものとする(「医療機関債」発行等のガイドライン)。
問⑨(×)
発行事例はありません。
問⑩(○)
設問のとおりですが限度額があります。
問⑪(×)
融資実績は増加しており、特に病院への融資額の増加が顕著であるが、医療貸付金残高は年々減少傾向にある。
問⑫(○)
設問のとおりです。
問⑬(○)
設問のとおりです。定量的分析は、安全性分析(自己資本比率等)、収益性分析(医業収益経常利益率等)など。定性的分析項目としては、国民医療費動向や診療圏内競合病院状況、従業員のモラルなども検討されています。
問⑭(○)
設問のとおりです。決算書改善の基本は高収益体質の損益計算書、スリムな貸借対照表にすることです。そのための主な項目は押さえておきましょう。
問⑮(○)
設問のとおりです。オール・イン・コスト(%)は、完済までの支払利息額+手数料等/調達額×年数×100で算出されます。