2016年6月号
特集 地域医療構想時代に先手を打つ!! 経営視点からの病棟再編成と病床管理 | ||
◆ 毎月20日発行 ◆ A4判 64ページ | ◆ 定価:864円(税込) ◆ 定期購読料:10,368円(税込) | |
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特集 地域医療構想時代に先手を打つ!! 経営視点からの病棟再編成と病床管理
✐ From Editors
地域医療構想の策定が進むなか、病院は地域の状況や医療需要の将来推計などを踏まえたうえで、求められる機能を担うことのできる体制づくりを考えなければならなりません。そこで医療経営士には、外部環境と内部環境の両方を把握したうえで、病棟の再編成と適切な病床管理の提案を行う役割が期待されています。しかし、どのような視点で行えばよいかわからないという人も少なくないです。特集では、これからの病院が考えるべき病棟編成と病床管理のあり方について、経営視点から考察します。
- ○ Introduction なぜ今、病棟再編成なのか
- 長 英一郎(東日本税理士法人所長、医療経営士1級認定試験合格者)
- ○ Part1 2つの視点から考える病棟再編成
- ①機能別病棟再編成
- 佐藤秀也(株式会社川原経営総合センター病院コンサルティング部副部長)
- ②患者状態別病棟再編成
- 船越尚哉(茨城県厚生農業協同組合連合会総合病院土浦協同病院情報管理室責任者)
- ○ Part2 病棟再編成の検討法
- 内田智久(公益財団法人脳血管研究所美原記念病院医療情報室長)
- ○ Part3 病棟再編成における経営人材の役割
- 吉田克己(社会医療法人喜悦会那珂川病院企画室長・医事課長)
- 医療経営士とチーム医療
- 小川 輝史(医療法人渓仁会定山渓病院リハビリテーション部作業療法科科長)
- リーダーの肖像
- 佐々木 淳(医療法人社団悠翔会理事長)
- Nakamura's Eyes
- 中村彰吾(公益社団法人医療・病院管理研究協会常任理事)
- 今月の話題―News monthly―
- 平成28年熊本地震
- 経営談義
- 病院機能の転換にあたっては院内外への周知が必要
- 部門別マネジメントのツボ
- ○ 地域連携部門:高齢社会におけるMSWの果たす役割
- 梅原光江(医療法人社団嬉泉会嬉泉病院地域医療連携室室長)
- ○ 災害医療部門:災害時に事務職員は何をすべきか
- 野口幸洋(特定非営利活動法人TMAT事務局・ロジスティクス統括)
- ○ 多職種協働部門:「薬の専門家」としてのチーム医療への参画
- 中村真之(医療法人玉昌会法人事務局チーム医療推進部次長・加治木温泉病院薬局長・医療経営士1級)
- 医療経営士のための臨床入門
- 山田幸宏 氏(昭和伊南総合病院健診センター長)
- スキルアップ講座 実況中継
- 【テーマ】LCO(ローコストオペレーション)による意識改革と収支改善
- 女性医療経営士の"働く"を応援する MMS WOMAN LAB
- 石井富美(多摩大学医療・介護ソリューション研究所フェロー)
- 読書の時間
- 秋山和宏(医療法人財団松圓会東葛クリニック病院副院長)
- メディカル・パートナーズ
- 株式会社医用工学研究所
- あの人になりたい
- 吉矢 富美子(社会医療法人大雄会大雄会第一病院事務長)
- 医療経営ただいま推進中!
- 社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市南部病院経営企画課
- イケジョコレクション
- 山本絢子(エムスリーキャリア株式会社医師事業部)
次 号 予 告 2016年6月20日 発売
特集 地域包括ケアに向けたスキルとノウハウ 決定版 退院支援と医療介護連携
病床の機能を問わず在宅復帰率が重要なマネジメント指標となっており、これを高めるためには、退院支援と医療介護連携の強化が課題となります。また、「ときどき入院ほぼ在宅」とうたわれる地域包括ケアシステムの実現に向けても欠かせない取り組みです。特集では、退院支援と医療介護連携のあり方について解説するとともに、そのなかで医療経営士が果たすべき役割を考えます。