2016年7月号
特集 地域包括ケアに向けたスキルとノウハウ 決定版 退院支援と医療介護連携 |
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◆ 毎月20日発行 ◆ A4判 64ページ |
◆ 定価:864円(税込) ◆ 定期購読料:10,368円(税込) |
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特集 地域包括ケアに向けたスキルとノウハウ 決定版 退院支援と医療介護連携
✐ From Editors
病床の機能を問わず在宅復帰率が重要なアウトカムを示すマネジメント指標となっており、これを高めるためには、退院支援と医療介護連携の強化が課題です。「ときどき入院ほぼ在宅」とうたわれる地域包括ケアシステムの実現に向けても欠かせません。退院支援と医療介護連携のあり方について解説するとともに、医療経営士が果たすべき役割を考えます。
- ○ 理論編
- 地域包括ケアシステムにより病院は2種類に分類
- 機能に合わせた強化策の検討を
- ○ 実践編
- 事例①PFMの導入
- 多職種が入院前からかかわる入院支援センターを開設
- 臨床指標や収益の改善につなげる
- 事例②見守りネットワーク
- 対応ネットワークに加え気づきのネットワークを構築
- 介護とのフラットな関係を実現
- ○ 挑戦
- 地域の全体最適の実現に向け
- 経営的視点を活かして積極的な仕掛けづくりを
- ○ コメント
- 生活の視点を持ちチームとしてともに患者・利用者をサポートする
- 医療経営士とチーム医療
- 丸山直樹(長浜赤十字病院事務部経営企画課経営企画係第一係長)
- リーダーの肖像
- 安藤高朗(医療法人社団永生会理事長)
- Nakamura's Eyes
- 中村彰吾(公益社団法人医療 病院管理研究協会常任理事)
- 今月の話題―News monthly―
- DPC医療機能評価係数
- 経営談義
- 連携のなかで得た情報から自院の戦略を描くことが重要
- 部門別マネジメントのツボ
- ○ 地域連携部門:高齢社会におけるMSWの果たす役割
- 梅原光江(医療法人社団嬉泉会嬉泉病院地域医療連携室室長)
- ○ 災害医療部門:災害時に事務職員は何をすべきか
- 野口幸洋(特定非営利活動法人TMAT事務局・ロジスティクス統括)
- ○ 多職種協働部門:「薬の専門家」としてのチーム医療への参画
- 中村真之(医療法人玉昌会法人事務局チーム医療推進部次長・加治木温泉病院薬局長・医療経営士1級)
- 医療経営士のための臨床入門
- 山田幸宏(昭和伊南総合病院健診センター長)
- スキルアップ講座 実況中継
- 【テーマ】医療経営士としてさらなる飛躍を目指して
- 病院経営のしくみと多職種連携~2016年診療報酬改定をふまえ~
- 女性医療経営士の"働く"を応援する MMS WOMAN LAB
- 石井富美(多摩大学医療・介護ソリューション研究所フェロー)
- 読書の時間
- 伊藤雅史(社会医療法人社団慈生会等潤病院理事長・院長)
- メディカル・パートナーズ
- 株式会社ドクターネット
- あの人になりたい
- 大久保秀行(医療法人元気会横浜病院医療技術部長、経営企画室室長代行)
- 医療経営ただいま推進中!
- 地方独立行政法人筑後市立病院経営企画室
- イケジョコレクション
- 松田尚美(東京都立小児総合医療センター臨床研究支援センター課長代理)
次 号 予 告 2016年7月20日 発売
特集 組織力を高めるシステム 学習する病院組織をつくる
病院が今後も生き残るには、地域のニーズに沿って戦略を描き、戦術に落とし込んだうえで病院一丸となって取り組むことが求められています。ここで重要となるのが、戦略実行のためのシステムや新たな取り組みを定着化させ、必要に応じて改善する「組織学習」です。特集では、組織学習についてその構造を解説するとともに、医療経営人材が果たすべき役割を考察します。