since1980
人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2016年 07-08月(第01号)

栄養経営エキスパート 2016年 07-08月(第01号) 特集
嚥下機能評価へ踏み出すその一歩が食べる幸せを守る
摂食嚥下障害と管理栄養士のミッション
隔月(偶数月)8日発行
A4判 106ページ
定価:1,620円(税込)
▶ ご購入はこちら  ▶ バックナンバー  ▶ 次号予告

 


特集 嚥下機能評価へ踏み出すその一歩が食べる幸せを守る
   摂食嚥下障害と管理栄養士のミッション江頭文江氏(地域栄養ケアPEACH厚木代表)

日本人の死因第3位の肺炎。そのうちの多くが摂食嚥下障害による誤嚥性肺炎だといわれます。今後、ますます増加すると予測されている誤嚥性肺炎。それに歯止めをかけるための医療・介護の地域ネットワークが構築されるなか、管理栄養士に求められることは何か? 単に嚥下食の物性を調整するだけではなく、嚥下機能評価にしっかりとかかわり、「患者を診る」ことで患者の幸せにつなぐという結果を出すための栄養サポートのあり方を考えます。

Special Talk 濃厚流動食の減額という逆風に屈せず 栄養管理の司令塔として
       必要な患者に必要な栄養サポートを実践しよう

  • 宮澤靖
    一般社団法人 日本栄養経営実践協会 代理理事
    近森病院
    臨床栄養部 部長
  • 大村健二
    上尾市中央総合病院 外科
    外科専門研修センター
    センター長

その他の注目記事!

Management Leader Special Interview 栄養の未来を語ろう
● 不要な入院をさせない医療の提供をめざし 栄養を軸にした予防医療を実践する
佐々木 淳(医療法人社団 悠翔会 理事長)
The 症例~病態を読み解くエッセンス~
● テーマ・嚥下障害
リーダーの条件
● 常に求められ、相談される存在であること それがチームを動かす秘訣となる
大久保陽子
各施設における嚥下機能評価と嚥下調整食の実践
● 【レポート①】高齢化・過疎化が進展する地区で 嚥下調整食を通じて地域連携をめざす
国保野上厚生総合病院
● 【レポート②】半固形状流動食の有効活用により 胃ろう患者のQOLを高める
医療法人社団洞仁会洞爺温泉病院
Series 濃厚流動食の選択とリスク管理 VOL.1
医療法人財団松圓会東葛クリニック病院
栄養管理の流儀
● 周術期のリスク管理編①
リフィーディング症候群高リスク患者に対する栄養管理
阿部克幸
● 経口維持加算編①
管理栄養士の果たすべき役割とは
阿部咲子
Trend Report①
● 途切れることのない栄養管理実現に向けた 教育の実践
Trend Report②
● 60 代からの筋肉維持に役立つ 筋肉づくりと歩く力をサポート
気になる逸品

次 号 予 告    2016年8月8日 発売

【特集】患者に寄り添うための準備はできていますか? がん周術期の栄養管理とマネジメント

今回の診療報酬改定でがん患者に対する栄養指導が栄養食事指導料として認められることになった。 これは病院に勤務する管理栄養士にとって歓迎すべきことだが、がんの病態や術式、がん化学療法による後遺症などを理解していないと、適切な栄養指導は難しい。なにより、不安を抱えるがん患者の気持ちに寄り添う姿勢が必要不可欠となる。次号では、がん患者の栄養指導において求められると思われる病態の解説や実際の栄養指導事例を紹介。がん患者の栄養指導のあり方について考察する。