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2016年 09-10月(第02号)

栄養経営エキスパート 2016年 09-10月(第02号) 特集
患者に寄り添うための準備はできていますか?
がん周術期の栄養管理とマネジメント
隔月(偶数月)8日発行
A4判 112ページ
定価:1,620円(税込)
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特集 患者に寄り添うための準備はできていますか?
がん周術期の栄養管理とマネジメント

今回の診療報酬改定でがん患者に対する栄養指導が栄養食事指導料として認められることになった。これは病院に勤務する管理栄養士にとって歓迎すべきことだが、がんの病態や術式、がん化学療法による後遺症などを理解していないと、適切な栄養指導は難しい。なにより、不安を抱えるがん患者の気持ちに寄り添う姿勢が不可欠となる。そこで本特集では、がん患者の栄養指導において求められると思われる病態の解説や実際の栄養指導事例を紹介。がん患者の栄養指導のあり方について考察する。

解説1がん治療と栄養管理
中屋 豊(公立学校共済組合四国中央病院 副院長・臨床研究センター長)
藤井 真(医療法人新都市医療研究会「君津」会 南大和病院 病院長)
三浦 昭順 ほか(がん・感染症センター 都立駒込病院 食道外科)
村松 博士 ほか(留萌市立病院 消化器内科)
池永 昌之(宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院 緩和医療内科)

Special Talk キーワードは患者や家族との信頼 経口維持加算の取り組みを参考に
生きる幸せを支える栄養指導を実践しよう

Special Talk藤谷順子+桐谷裕美子+阿部咲子+髙橋樹世
藤谷順子(国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科 医長)
桐谷裕美子(医療法人社団輝生会 船橋市立リハビリテーション病院 栄養部 部長)
阿部咲子(医療法人社団伊純会グループ 介護老人保健施設スカイ 管理栄養士・栄養経営士)
髙橋樹世(社会福祉法人豊島区社会福祉事業団 総務課栄養担当係長)

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● 栄養管理の流儀
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経口維持加算編②
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● Bookmark 高齢者の生活を支える経管栄養 半固形状流動食の可能性を追う
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● 【検証報告】
前腕長と下腿長を用いた身長の簡易的な推定
医療法人財団明理会 鶴川サナトリウム病院
● 気になる逸品

次 号 予 告    2016年10月8日 発売

【特集】嚥下調整食学会分類2013に基づく 物性調整と嚥下機能評価

今回の診療報酬改定によって、摂食嚥下障害に対する栄養食事指導が算定可能となった。これにより、病院に勤務する管理栄養士は退院患者などに対して、在宅や施設での生活を見据えた嚥下調整食の提案をしていくこととなる。いわば、物性についての共通の物差しを使って誤嚥につながりにくい食形態を指導していくわけだが、この物差しとなるのが「嚥下調整食学会分類2013」である。本指標の発表から3年。医療・介護共通の物性の物差しとして普及しているこの指標について、改めてコード別に物性調整の取り組み、および各コードに準じた嚥下機能評価の実際について紹介する。