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2018年7-8月号 No.13
栄養経営エキスパート 2018年7-8月号(第13号)
特集
早期退院とQOLのアウトカムへ
向けたリスクヘッジ

下痢関連性の疾患と排便コントロール
隔月(偶数月)8日発行
A4判 88ページ
定価:1,620円(税込)
 

特集

早期退院とQOLのアウトカムへ向けたリスクヘッジ
下痢関連性の疾患と排便コントロール

経腸栄養に伴うリスクの1つとして対応に苦慮することの多い下痢。 この下痢のリスクを低減し、早期退院やQOL維持・向上へつなぐことは管理栄養士にとって重要な使命となる。 本特集では経腸栄養に伴う下痢の病態を詳説。 さらに流動食のタイプ別に下痢のリスク管理事例を紹介する。

解説1
経管栄養における下痢の病態とリスク管理
西山順博(医療法人 西山医院 理事長・院長)
解説2
下痢を伴う抗菌薬の作用と副作用
清水哲平(医療法人社団KNI 北原国際病院 薬剤科)
実践事例①
PHGG含有栄養剤の活用による下痢低減から患者・医療者の負担軽減へつなぐ
森谷玲子(医療法人社団哺育会 桜ヶ丘中央病院 栄養科)
実践事例②
低粘度とろみ付き流動食の下痢改善効果についての検討
高塚真理(独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター 栄養管理室/
独立行政法人国立病院機構 下志津病院)
実践事例③
粘度可変型流動食を用いた下痢のリスク管理
末廣 篤(京都大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教、病棟医長)
実践レポート
周術期患者の排便コントロールにおいて
ホエイペプチド窒素源の消化態流動食アウトカムにつなぐ
国立国際医療研究センター病院 診療運営管理部門 栄養管理室

その他の注目記事!

● The 症例~病態を読み解くエッセンス~
テーマ・乳がん――入退院支援加算の役割と目的――
● Breakthrough リーダーの条件
従来の管理栄養士像にとらわれず
時代が求める付加価値の創出へ邁進する
宮坂 光(練馬区社会福祉事業団 上石神井特別養護老人ホーム 管理栄養士/栄養経営士)
● Bookmark 食事摂取不良への対応
超高濃度栄養食による分食対応の栄養管理
社会医療法人近森会 近森病院
● Special Report
第33回日本静脈経腸栄養学会学術集会 スポンサードシンポジウム
腸とプレバイオティクスの最前線
~明日から実践できる食物繊維の活用~ ①
● Clinical Report
褥瘡の改善に向け大きな一歩 カルナールによる栄養管理の成果
聖隷佐倉市民病院 栄養科 課長 青木尚美
● 気になる逸品

次 号 予 告    2018年9-10月号 No.14(2018年8月8日 発行)

【特集】医療・介護の連携と重症化予防でつなぐ
ダブル改定後の栄養管理のアウトカム(仮題)

団塊の世代のピークが75歳以上となる2025年。 この4月の診療報酬・介護報酬改定は、2025年の前における最大の改定として厚生労働省は位置づけている。 本改定におけるキーワードは、医療・介護の連携と重症化予防、そしてアウトカムの創出である。 これは具体的にどのような栄養管理を意味するのか? 徹底的に考察する。