2016年4月号 Vol.380
特集 ダブル改定の衝撃はもう始まっている 2016年度診療報酬改定 病院への影響度を検証する |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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特集 ダブル改定の衝撃はもう始まっている
2016年度診療報酬改定 病院への影響度を検証する
☺ From Editors
2016年度診療報酬改定は18年度に控える診療・介護報酬同時改定の「序章」と言われ、14年度改定ほどの劇的な改変は見られなかったとの指摘が目立つ。一方で「18年改定まで猶予2年」とも捉えることができ、決して安閑とはしていられない。そこで本特集では、16年度改定の内容を踏まえつつ、病院が考えるべき改定のポイントやそれを踏まえてどう舵取りをしていくのかについて、病院経営の立場から見解を聞いた。
- ● 見解① 急性期病院(DPC)
- 社会福祉法人恩賜財団済生会千葉県済生会習志野病院(千葉県習志野市)
- ● 見解② 小規模急性期病院(非DPC)
- 医療法人財団興和会右田病院(東京都八王子市)
- ● 見解③ 地域包括ケア病棟
- 医療法人社団和楽仁芳珠記念病院(石川県能美市)
- ● 見解④ 回復期リハビリ病院
- 医療法人社団和風会千里リハビリテーション病院(大阪府箕面市)
- ● 見解⑤ 慢性期病院
- 医療法人社団永生会永生病院(東京都八王子市)
- ● 見解⑥ 慢性期病院~在宅
- 医療法人池慶会池端病院(福井県越前市)
- イノベーターの構想力
- 鈴木邦彦(医療法人博仁会志村大宮病院理事長・院長)
- マグネットホスピタル ~人が集まる仕組みを明かす~
- 医療法人徳洲会成田富里徳洲会病院
- 特別企画 3.11の医療救護活動を振り返る
- 東日本大震災から5年 ── 医療者の取り組みと今後に活かすべき教訓
- 緊急報告
- 小社 林諄社長・東久邇宮国際文化褒賞を受賞!!
- ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- ハブ機能を担い地域を支える●社会医療法人社団正志会花と森の東京病院
- 地域で唯一の訪問栄養指導を実践●医療法人財団暁あきる台病院
- メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート ▶ 医薬品/医療機器/IT/人材派遣
- 業界クローズアップ ▶ 医療用ユニフォーム
- 特別企画
- コーチング研修~埼玉病院の挑戦㊥
- 今月のベストサービス
- メディアスソリューション株式会社
- 私の逸品
- 古書:『佩文齋詠物詩選』 中西 泉(医療法人社団慶泉会理事長)
次 号 予 告 Vol.381(2016年4月10日 発売)
特集 『名医いらずの医療をめざせ 市井病院のための院内カイゼン考(仮題)』
医療の質を考える指標として、従来の「ストラクチャー」だけでなく「プロセス」「アウトカム」も考え合わせる動きが盛んだ。患者状態に合わせた診療を細分化し、医療の標準化を後押しする取り組みも見られる。こうしたプロセスの可視化は、アウトカムの向上、ひいては医療全体の水準引き上げにつながる期待もある。ただ医療や看護の世界は長い間、「匠の技」に一任してきた面もある。本特集では、医療の業務過程についての可視化・指標化とあわせ、それらを現場業務にどう落とし込み、業務改善につなげていくべきかを、先行事例の紹介を交えながら考察する。