2016年7月号 Vol.383
特集 熊本地震と医療 救護活動の質を高めた秘訣は「経営力」にあり! |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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特集 熊本地震と医療 救護活動の質を高めた秘訣は「経営力」にあり!
☺ From Editors
4月14日以降、断続的な地震発生で多大な被害をもたらした熊本地震。地震の発生状況や被害範囲などで阪神・淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災とはまた異なる被害対応、医療支援が求められたと言われる。そこで本企画では、医療支援内容を中心に、どのような医療需要があり、何に対して支援を行ったのか、そのうえでどのような課題があったのかなどを考察する。
- ● 序論
- 災害時に必須の「生の情報」共有 今後は生活期に向けた支援も重要
- ● DMAT
- 「がれきの下の医療」のほか多岐にわたる支援活動
- ● 救急受け入れ/ネットワーク
- 事前準備と職員の自立性を基盤に迅速・柔軟対応
- ● 地域への支援
- 「日頃の付き合い」をフル活用
- ● TMAT
- 医療団体の介入ない地域を重点支援
- イノベーターの構想力
- 仲井培雄(ほうじゅグループ代表)
- マグネットホスピタル ~人が集まる仕組みを明かす~
- 医療法人社団三喜会鶴巻温泉病院
- ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- 『組織・職種を越えた「在宅ケア室」』
- 医療法人社団創生会町田病院
- 『院内救命士が救急医療を支援』
- 一般財団法人自警会東京警察病院
- メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート ▶ 医薬品/医療機器/IT
- 業界クローズアップ ▶ 地域連携システム②
- 私の逸品
- 『食器』
- 東海林 豊(医療法人社団城東桐和会東京さくら病院院長)
次 号 予 告 Vol.384(2016年7月10日 発売)
特集 「攻めの広報」が 病院を、地域を変える(仮題)
医療機能の分化と連携、地域包括ケアシステムの構築が病院に求められるなか、地域でどのような医療を実現していくかが問われている。病院が、患者や地域の関係機関とのコミュニケーションを図り、信頼関係を構築するための手段として戦略的に広報を活用しない手はない。病院広報は従来からある説明責任という観点での「パブリック・リレーション(PR)」に加え、自院の経営理念を明確にし、院内外に浸透させるブランディングツールとしての意味合いももつ。ビジョンに基づいた取り組みと成果を示し、選ばれる病院となるための情報発信のあり方を考える。