2016年8月号 Vol.384
特集 自院のブランド価値を上げる! 「攻めの広報」が 病院を地域を変える |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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特集 自院のブランド価値を上げる! 「攻めの広報」が病院を地域を変える
☺ From Editors
医療機能の分化と連携、地域包括ケアシステムの構築が病院に求められるなか、地域でどのような医療を実現していくかが問われている。病院が、患者や地域の関係機関とのコミュニケーションを図り、信頼関係を構築するための手段として戦略的に広報を活用しない手はない。
病院広報は従来からある説明責任という観点での「パブリック・リレーション(PR)」に加え、自院の経営理念を明確にし、院内外に浸透させるブランディングツールとしての意味合いももつ。ビジョンに基づいた取り組みと成果を示し、選ばれる病院となるための情報発信のあり方を考える。
- ● 病院広報の基本を押さえよう
- ● 「広報」とは何かを知る
- ● 多チャンネルを活用し事業展開を図る
- ● 自院のバリューを見つけ出す
- ● 広報で地域の"ヨコ展開"を図る
- 【今月の指南役】
- 特定非営利活動法人メディカルコンソーシアム ネットワークグループ理事長 山田隆司/ 社会医療法人石川記念会HITO病院/社会福祉法人三井記念病院/熊本県病院広報を考える会
- イノベーターの構想力
- 入院医療を最優先として重視 効果的かつ円滑な病院運営を図る
- 大道道大(社会医療法人大道会森之宮病院 理事長・院長)
- マグネットホスピタル ~人が集まる仕組みを明かす~
- 研修機関として日本一の倍率 自主性の尊重が要
- 日本赤十字社武蔵野赤十字病院
- ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- 診療科を超えた薬剤の安全管理
- 独立行政法人国立病院機構栃木医療センター
- メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート
- 医薬品/医療機器/IT
- 医療問題にひとこと言いたい
- 新専門医制度「地域病院は今こそ医師集めに自立性を」
- 神野正博(社会医療法人財団董仙会理事長)
- 私の逸品
- 『私家版・ユダヤ文化論』(内田樹 著/2006年、文春新書)
- 土谷明男(医療法人社団葛西中央病院理事長・院長)
次 号 予 告 Vol.385(2016年8月10日 発売)
特集 "プロ院長"の仕事(仮題)
時代は生え抜きよりもプロ──。近年、特に大企業においては創業一族ではなく、他企業などで手腕を振るった実績を買われたトップが次々と誕生し注目を集めている。経営の専門家、いわゆる"プロ経営者"に任せることで経営の立て直しを図るというものだ。ひるがえってみれば、医療界でも同様の動きがある。病院の場合、医師と経営者を両立させなければならず、「分業」を考えるのも経営手段の一つ。"プロ院長"を雇うとすればどういった人選をすべきか、どこまで任せればいいのか。特集では、実際のプロ院長の仕事ぶりを紹介、その必要性や課題などを考察する。