2016年10月号 Vol.386
特集 業務の可視化・標準化がカギになる! 病棟運営を科学する |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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特集 業務の可視化・標準化がカギになる! 病棟運営を科学する
☺ From Editors
病院において特にヒト・モノを割く存在であるにもかかわらず、理事長・院長など病院経営に携わる者にとって長らく「ブラックボックス」だった病棟運営。今夏、東京の病院理事長・院長らで構成する東京青年医会は、そうした現状を打開し、効率的・効果的な医療資源の活用をめざし、病棟運営の可視化に取り組んだ。その内容を報告するとともに、参加者の声も紹介する。
- 序論
- 病棟運営の可視化であり方を見直し 働き手不足時代に対応する
- 座談会
- 竹川勝治(東京青年医会代表)
- 棟近雅彦(早稲田大学創造理工学部経営システム工学科教授)
- 高橋泰(国際医療福祉大学医療福祉学部部長)
- 安藝佐香江(医療法人社団永生会法人本部統括看護部長)
- 登壇者の声
- 水流聡子(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻特任教授)
- 澤本幸子(社会福祉法人親善福祉協会国際親善総合病院副看護部長)
- 小林孝弘(株式会社マトリクス代表取締役社長)
- 当日の議論
- 「業務の可視化・標準化は必須」の声 一方で「現場の受入」に課題も
- 次の一手
- 多職種による業務分担と連携 総力戦で超高齢社会を乗り越える
- 安藤高朗(東京青年医会名誉代表)
- ● イノベーターの構想力
- 「人を診る医療」として 地域を支えるべく次代に挑む
- 石川賀代(社会医療法人石川記念会HITO病院理事長・病院長)
- ● マグネットホスピタル ~人が集まる仕組みを明かす~
- 医師派遣事業を通じて地域連携を推進 在宅復帰機能も強化
- 医療法人社団光生会平川病院
- ● ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- 日本初の「足」総合病院を開設
- 医療法人社団青泉会下北沢病院
- 待ち時間を利用し健康教室を毎日開催
- 独立行政法人地域医療機能推進機構群馬中央病院
- ● メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート
- 医薬品/医療機器/IT
- 業界クローズアップ
- 受託検査
- ● 医療を支える挑戦者たち
- 株式会社ソラスト
- ● 私の逸品
- 『メッセージアルバム』
- 服部智任(社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス海老名総合病院病院長)
次 号 予 告 Vol.387(2016年10月10日 発売)
特集 名経営者の傍らに 名参謀あり!(仮題)
どんなに優秀な、名経営者と言われる人物であっても「右腕」「補佐官」「知恵袋」などと称されるような存在がいることは歴史をさかのぼってみても明白だ。「経営とは戦いである」と味の素株式会社の故・江頭邦雄がかつて言っていたように、先が見えない厳しい"いくさ"を強いられている病院経営でも参謀は必要である。トップがどういう人間かによって求められる性格傾向と役割は異なる。戦国時代の名参謀から、現在の病院経営に必要な参謀の素養と役割などを考察する。