2017年1月号 Vol.389
緊急特集 明日への道標とするために── 地域医療構想をフル活用する! |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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緊急特集 明日への道標とするために──
地域医療構想をフル活用する!
都道府県で策定が進む地域医療構想は、地域によっては地域医療構想調整会議で議論が進められており、いよいよ実行段階に入ったと言える。調整会議は「合法的談合」との声があるように、病院の立ち位置、生き残りを決める重要な「場」との評価がある一方で、地域医療構想そのものを知らない病院経営者もいる。ここでは「病院目線」で地域医療構想を考察し、病院経営に活かすための方策を考える。
- ● 地域医療構想の進捗と医療機関の対応
- ● 地域医療構想の見方・考え
- 小田清一(特定医療法人松圓会理事長)
- ● 自治体関係者が説明する「地域医療構想」
- 大竹雄二(北海道保健福祉部地域医療構想担当局長兼地域医療課課長)
- ● コンサルタントの視点
- 村山浩(ヘルスケアマネジメントパートナーズ代表取締役社長)
- ● 公立病院の取り組み
- 川崎市立井田病院
- ● 民間中規模病院の活用術
- 医療法人聖仁会西部総合病院
- ● 民間大型急性期病院の「生き方」
- 宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院
- ● 地域医療構想の進捗と病床転換
- イノベーターの構想力
- 関塚永一(独立行政法人国立病院機構埼玉病院院長)
- びょういん探訪 「ハコ」から見えてくる新時代の医療
- 景色にこだわった安らぎの療養空間
- 医療法人樹心会角田病院
- 医論彩々
- 鈴木美穂(NPO法人マギーズ東京共同代表理事)
- 緊急企画
- これからのアメリカ医療を考える
- どうするトランプ大統領 どうなるオバマケア
- 病院経営における薬剤部門のマネジメント
- ─チーム医療のなかで薬剤師が担うべき任務、経営面において貢献すべき役割とは─
- ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- 将来の医師確保をめざした体験講座
- 医療法人財団健康文化会小豆沢病院
- 食事療法を追究しブランド化
- 医療法人財団織本病院
- メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート
- 医薬品/医療機器/IT
- 医療を支える挑戦者たち Vol.28
- メディアスソリューション株式会社
- 私の逸品
- 『登山靴』
- 中村隆(医療法人社団仁寿会中村病院理事長・院長)
次 号 予 告 2017年2月号 Vol.390(2017年1月10日 発行)
特集 公立病院経営を科学する!(仮題)
地域医療構想、第7次医療計画など、医療政策は大きな転換期を迎えている。このなかで公立病院の役割が改めてクローズアップされている。地域医療において重要な役割を期待される一方、2007年、2015年と2度にわたって経営改善を主眼とした「公立病院改革ガイドライン」が提示されるなど、その運営も大きな課題と位置づけられている。そこで今回は「公立病院の経営」をテーマに、地域医療の何を担うのか、またその際の経営のあり方はどう考えるべきなのかなどについて、識者の意見を交えつつ考察する。