2017年2月号 Vol.390
特集 地域医療で"役目"を果たすために 公立病院経営を実践する! |
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◆ 毎月10日発行 ◆ A4判変型 96ページ |
◆ 定価:1,296円(税込) ◆ 定期購読料:15,552円(税込) |
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特集 地域医療で"役目"を果たすために
公立病院経営を実践する!
地域医療構想、第7次医療計画など、医療政策は大きな転換期を迎えている。このなかで公立病院の役割が改めてクローズアップされている。地域医療において重要な役割を期待される一方、2007 年、2015年と二度にわたって経営改善を主眼とした「公立病院改革ガイドライン」が提示されるなど、その運営も大きな課題と位置づけられている。そこで今回は「公立病院の経営」をテーマに、地域医療の何を担うのか、またその際の経営のあり方はどう考えるべきなのかなどについて、識者の意見を交えつつ考察する。
- ● インタビュー
- 栗谷義樹(地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構理事長)
- ● 問題提起
- 長隆、夏苅千晶(東日本税理士法人)
- ● 事業管理者の考え
- 藤枝市立総合病院(静岡県藤枝市)
- ● 取り組み
- ①三浦市立病院(神奈川県三浦市)
- ②紀南病院組合立紀南病院(和歌山県田辺市)
- ③町立太良病院(佐賀県太良町)
- ● まとめ
- 「公立病院ならでは」を考えよう
- 新春鼎談
- 行政依存から脱却した「自律的」地域づくりを考える
- ・石破 茂(衆議院議員 前・地方創生担当大臣)
- ・神野正博(社会医療法人財団董仙会理事長)
- ・土屋敬三(医療と介護の経営情報室室長)
- イノベーターの構想力
- 原澤 茂(社会福祉法人恩賜財団済生会埼玉県済生会川口総合病院院長)
- びょういん探訪 「ハコ」から見えてくる新時代の医療
- 子どもがのびのび療養できる「森のホスピタル」
- 東京都立多摩総合医療センター・東京都立小児総合医療センター
- ホスピタルのピカリと光る取り組みを追う ホスピカ!
- 最先端のロボット手術を実践
- 医療法人社団東京医心会ニューハート・ワタナベ国際病院
- 多職種介入で24時間以内に手術実施
- 社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷佐倉市民病院
- 新連載
- 現役コーチが聞く 若手リーダーのMY STORY vol.1 打数ナンバーワンのリーダー
- メディカルビジネスサテライト
- 業界レポート
- 医薬品/医療機器/IT
- 業界クローズアップ
- 専用水道
- 医療問題にひとこと言いたい
- 山口和之(参議院議員)
- 私の逸品
- 『瀬戸焼』
- 川原弘久(医療法人偕行会グループ会長)
次 号 予 告 2017年3月号 Vol.391(2017年2月10日 発行)
特集 医療・介護政策『惑星直列』に備えよ!(仮題)
第7次医療計画、地域医療構想、新専門医制度、医療法人制度改革、介護保険事業計画、そして診療報酬・介護報酬同時改定──と、2018年度から医療・介護のさまざまな制度が一斉に始まる。そのさまは「惑星直列」とも呼ばれているが、2017年は、それらの方向づけを定め、実行計画を策定する期間である。そこで新年度を目前にした今号は、2018年度に改革を迎える政策に焦点を当て、政策の主眼と論点、課題、方向性などを聞く。