2018年12月号 Vol.412
特集
月収の2倍をめざせ!
現預金残高こそ病院経営のカギ!!
月収の2倍をめざせ!
現預金残高こそ病院経営のカギ!!
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
今月の特集
特集 月収の2倍をめざせ!
現預金残高こそ病院経営のカギ!!
「勘定合って銭足らず」の言葉に象徴されるように、現預金の流れを把握することは、事業を進めるうえで必須項目と言える。また、人件費は5~6割でほぼ一定、診療報酬も乱高下はなく、2カ月後にはほぼ確実に振り込まれるという事業環境下で成長を図るならば、医業収益と同等か、それ以上に現預金残高の充実こそ求められると言えよう。そこで本特集は現預金の流れ、すなわちキャッシュ・フローの重要性に着目し、現在の動向を追う。
- ● 解説 「投資」「財務」に注目!
- 病院財務の今を見るならCF計算書の「投資」「財務」に注目を!
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土屋敬三
医療と介護の経営情報室室長 - ● 討論 現金経営が健全化の第一歩
- "クセとズレ"を理解して『キャッシュ・フロー』に強い病院になろう!
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鈴木克己
鈴木克己税理士事務所 税理士
岡安保雄
芙蓉総合リース株式会社医療福祉営業部
ヘルスケアアドバイザリー室室長 - ● 医療法人A 病院機能:回復期~慢性期
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現預金を重視し残高は10年で3倍増
「地域包括ケア型」変換の下支えに - ● 社会医療法人B 病院機能:急性期
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「投資なくして医療の質向上なし」
適切な設備導入で業務活動も好転 - ● 医療法人C 病院機能:回復期~慢性期
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入念な計画と金融機関との強固な関係で
病棟転換での先行投資を乗り切る - ● まとめ 健全経営に向けて
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病院経営を安定化させるなら
月間収入の「2倍」の現預金を!
- 病院トップの経営者魂
-
地域に必要とされる医療を
シームレスに提供するシステムづくり -
岡本和久
桐和会グループ理事長
(東京都江戸川区) - 病院新時代
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災害と救急、がん診療機能を強化
「やさしい」「頼りになる」病院をめざす -
日本赤十字社 前橋赤十字病院
(群馬県前橋市) - 病院解体新書
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患者一人ひとりの思いを尊重
初診から看取りまでを担う -
富岡地域医療企業団 公立富岡総合病院
(群馬県富岡市)
次号予告 2019年1月号 Vol.413(2018年12月10日 発行)
特集 戦略的介護保険活用論
「老健」が地域医療・介護を変える!?(仮題)
介護老人保健施設が、「中間施設」としての位置づけを強めている。同時に、介護療養病床の廃止に伴い介護医療院が創設され、老健のあり方が問われる時代となった。地域包括ケアシステムのなかで、老健をどのように位置づけ、どう活用していくのか。それ次第で、地域の医療・介護を変えていく可能性を秘めているのだ。