2019年2月号 Vol.414
特集
公的医療に明日は来るか!?
「持続可能性」を考えるための
6つの視点
公的医療に明日は来るか!?
「持続可能性」を考えるための
6つの視点
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
今月の特集
特集 戦略的介護保険活用論
「持続可能性」を考えるための6つの視点
世界的にも高い評価を得ている日本の国民皆保険制度だが、少子高齢化、医療の高度化などを背景に、そのあり方について再考を促す議論が起きている。 医療給付の「適正化」や混合医療の模索なども含め、皆保険制度の持続可能性を高めるための方策も検討されている。 そこで本特集では、政治、行政、学識、病院経営、経済報道など様々な観点からこの問題について意見を聞いた。 「予防という視点をもっと制度化しなければ、医療制度はもたない」といったものから「医療提供のあり方を大きく見直し、効率化を図ればまだまだ財源は捻出できる」など、多様な考え方が示された。 「皆保険制度の持続可能性を高めるために必要なこととは何か」「現在の仕組みでなければ国民に広く医療を提供することは不可能なのか」といったことも含め、医療提供のあり方を考察したい。
- ● 序論
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「肩車型」社会のもとで
医療体制をどう作り上げるか - ● 政治の視点
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社会構造の変革こそ
真の社会保障改革である -
村井英樹
衆議院議員 - ● 行政の視点
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年度の中間で迎える
「連続改定」をどう乗り切るか -
佐藤敏信
久留米大学特命教授(元厚生労働省健康局長) - ● 学術の視点
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医療政策は医療機関経営者に
地域の状況を踏まえた判断を促す -
島崎謙治
政策研究大学院大学教授 - ● 解説
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「水と医療はタダではない」
誰がどのように賄うのか - ● 経営の視点
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「早く治して早く退院」という
患者ニーズに応える病院が生き残る -
武久洋三
平成医療福祉グループ代表/日本慢性期医療協会会長 - ● 労組の視点
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給付の効率化とともに
負担のあり方も再考が求められる -
平川則男
日本労働組合総連合会総合政策局総合局長 - ● 経済の視点
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保険料負担はもはや限界
広く説明して税負担を増やすべき -
大林 尚
日本経済新聞社上級論説委員兼編集委員 - ● まとめ
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19~21年度の「踊り場」は
病院経営者に与えられた好機
- 病院トップの経営者魂
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新たな発想とアイデアで
患者、地域が元気になる病院づくりを手掛ける -
姫野亜紀裕
医療法人八女発心会姫野病院院長
(福岡県八女郡広川町) - 病院新時代
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「目の前の患者を受け入れ
生活を支える」基本に立ち返る -
医療法人社団城東桐和会 東京さくら病院
(東京都江戸川区) - 医療×企業×地域でつくる「わがまちの医療」
- 特別編 みまもりあいプロジェクト
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本人・地域に優しい
見守り体制づくりを急げ - 特別企画
- 看護師のしごととくらしを豊かにする――シリーズ対談
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川﨑つま子
東京医科歯科大学医学部附属病院副院長・看護部長
田中智恵子
ベスクリニックマネージングディレクター
次号予告 2019年3月号 Vol.415(2019年2月10日 発行)
特集 働き方改革元年
今乗り越えるべき5つの課題(仮題)
2019年4月1日、働き方改革関連法が施行される。 「医師の働き方改革」には5年の猶予があると油断してはいないだろうか。 医師以外の職員は、この日から「新たな働き方」となるのだ。 その日までに、乗り越えなければならない課題とは?