2019年4月号 Vol.416
特集
「助手さん」と呼ばないで!
介護職こそケアの質を決める!!
「助手さん」と呼ばないで!
介護職こそケアの質を決める!!
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:1,296円(税込)
◆ 定期購読料:15,552円(税込)
今月の特集
特集 「助手さん」と呼ばないで!
介護職こそケアの質を決める!!
病院内における介護職の存在感が高まっている。背景としては入院患者の高齢化、ケアの重要性、ワークシフティング、人材不足などさまざまな要因が考えられるが、実際にはいまだ「看護助手」の位置づけから脱却できない病院が少なくない。そこで本企画では、病院における介護職のマネジメントに焦点を当て、先例事例も取り上げつつ考察する。
- ● 序論
-
介護職の位置づけを明確化し
病棟でのケアの質向上をめざそう - ● 取り組み①
-
「LA(ライフ・アシスタント)」と名付け
職能・求めるスキルも明確化し、定着につなげる - 医療法人財団利定会 大久野病院(東京都西多摩郡日の出町)
- ● 取り組み②
-
「退院後」を見据えて
家族も含めた生活支援を担う - 社会医療法人社団正志会 花と森の東京病院(東京都北区)
- ● 取り組み③
-
専門職の一人として
チーム医療の一角を占める - 医療法人平成博愛会 世田谷記念病院(東京都世田谷区)
- ● 解説
-
介護職の働き方改革の前に
病院が手をつけるべきこと -
杉浦鉄平
メディテイメント株式会社代表取締役
- 病院トップの経営者魂
-
現場に足を運ぶことで
ニーズや課題を知り
地域医療の質を高める -
北島明佳 氏
医療法人社団元気会横浜病院理事長
(横浜市緑区) - 特別企画
-
自民党厚生労働部会 部会長・副部会長対談
小泉進次郎 村井英樹が語る
人生100年時代のくらしと医療 - 特別鼎談
-
「全体最適」の視点で手術室運営を語る!
人口減や業務の効率化など課題が山積するなかで
「必要な投資」のあり方を考えよう
杉浦暢彦 社会福祉法人恩賜財団済生会滋賀県病院資材課課長兼経営企画室
野土信司 社会福祉法人恩賜財団済生会滋賀県病院副院長(麻酔科)
谷部 聡 学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院法人事務局兼物品管理課マネジャー
次号予告 2019年5月号 Vol.417(2019年4月10日 発行)
特集 患者中心医療の"新指標"
PXで選ばれる病院になる(仮題)
医療機関における患者の入院、外来時の経験をプロセス評価することで改善につなげ、医療の質向上と、個々の患者ニーズに対応するPX(Patient eXperience:患者経験価値)。病院の新たな評価尺度・指標として日本でも注目され、PXに取り組む病院も出てきた。従来の指標との違いは何か、有用性はどこにあるのだろうか。