2019年7月号 Vol.419
特集
実践!
医師のタスクシフト・タスクシェア
「働き方改革」成功のカギ!!
実践!
医師のタスクシフト・タスクシェア
「働き方改革」成功のカギ!!
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
『最新医療経営 Phase3(フェイズ・スリー)』2019年7月号
お詫びと訂正
「最新医療経営フェイズ・スリー」7月号94ページ「トピックス」において、誤りがありました。
ミニストップ株式会社開発本部法人開発部 (誤)フリーダイヤル 0120-41-2082 (正)フリーダイヤル 0120-324-109 関係各位、読者の皆様にお詫びし、訂正いたします。
編集部
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今月の特集
特集 令和時代のがん医療を考える
「医学の社会的適用」はどこまできたか
医師の働き方改革に関する議論で、真っ先に挙がった具体策が、医師業務の「タスクシフト」「タスクシェア」だった。しかし、言うとやるとでは大違い。他職種へ「シフト」するには医師の業務を理解し、肩代わりできるだけのレベルが求められる。医師同士で「シェア」するには、医師をかき集めなければならない。それができればはじめから苦労しない――という病院経営者の嘆きも聞かれる。本特集では、タスクシフト・シェアの「実践」に焦点を当て、現場の本音と実態をレポートする。
- ● 提言
-
医師の労働時間短縮により求められる
収益モデルの見直しと付加価値づくり -
猪俣武範
順天堂大学医学部眼科学教室助教 - ● 医師の心構え
-
不在時も「当院の医療」を
完遂すべく指針の共有を徹底 -
土谷明男
医療法人社団葛西中央病院理事長・院長 - ● 財務の視点
-
財務諸表上の生産性向上は限定的
支出で生まれる「成果」を明確化しよう -
鈴木克己
鈴木克己税理士事務所所長 - ● 事例① 手術室
-
「杓子定規」な対応に陥らず
相手の都合・意向も踏まえて順応 - 社会医療法人社団順江会 江東病院(東京都江東区)
- ● 事例② 外来
-
メディカルアシスタントが
医療の質向上に寄与する理由 - 独立行政法人国立病院機構 埼玉病院(埼玉県和光市)
- ● 事例③ 臨床工学技士
-
高い専門性と医学的知識で
他職種からの信頼を得る - 社会医療法人財団石心会 川崎幸病院(川崎市幸区)
- ● まとめ
-
今から取り組むことと5年、10年先を
見据えた仕組みづくりを同時に考える
- 病院トップの経営者魂
-
退院後の患者の一生を支える
新しい施設を地域協働で進めていく -
酒向正春 氏
医療法人社団健育会ねりま健育会病院院長
ライフサポートねりま管理者
(東京都練馬区) - 病院新時代
-
「先進」「救急」「予防」を3本柱に
地域密着型の病院づくりを推進 -
公益財団法人仙台市医療センター 仙台オープン病院
(仙台市宮城野区) - 病院解体新書
-
vol.14
社会医療法人若竹会 つくばセントラル病院
(茨城県牛久市) -
救急搬送の受入体制を強化し
地域での存在感を高める
次号予告 2019年8月号 Vol.420(2019年7月10日 発行)
特集 入退院でタクトを振るう!
敏腕MSWが病院・患者を救う!!(仮題)
たとえ入院単価が安くなっても、空床よりはマシ――は、過去の話。病棟運営は今、「病床稼働率を向上させながら、一人ひとりの患者の在院日数は短縮させる」という二律背反の課題に直面している。そこでカギを握るのが、入退院の調整役を果たすMSWだ。地域内にネットワークを持って自院に適した患者を呼び込み、退院時も患者の不安を解消するよう、万全の環境を用意して送り出す。さらに院内でも病棟看護師とそつなくコミュニケーションをとり、患者受け入れのお膳立てをする。実際、MSWの"腕"次第で病床稼働率は大きく変わる。今回は地域密着型病院においてMSWが果たす役割を追う。