2020年1月号 Vol.425
特集
医師、患者を救うキーパーソンになる!
"話す薬剤師"が医療を変える
医師、患者を救うキーパーソンになる!
"話す薬剤師"が医療を変える
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
今月の特集
特集 医師、患者を救うキーパーソンになる!
"話す薬剤師"が医療を変える
2019年度前半の中央社会保険医療協議会(中医協)で、たびたび話題になったポリファーマシー(多剤服用による有害事象)対策とフォーミュラリー(推奨標準治療薬)作成。20年度診療報酬改定で評価されるかどうかは微妙だが、中医協の俎上に乗ったこと自体、軽視すべきではない。まさに服薬マネジメントが求められるようになっている。そこで本特集では、病院の「服薬マネジメント」に焦点を当て、現状と課題を探る。
- ● 提言 薬剤師を活かせ
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薬剤師の専門性をフル活用し
医療・経営の質を向上させよう
赤瀬朋秀
日本経済大学大学院経営学研究科 教授 - ● コラム
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病院薬剤師のやりがいを
「届くように」伝えよう - ● 主張 医師兼薬局社長の声
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薬剤師による服薬後のフォローが
医師、患者を救う決め手となる
狭間研至
ファルメディコ株式会社代表取締役
医師・医学博士 - ● 取り組み 急性期病院の薬剤師
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全病棟で薬剤師が常駐し
入院~退院で積極関与
社会医療法人社団木下会 千葉西総合病院
(千葉県松戸市) - ● 取り組み 緩和ケア病院の薬剤師
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患者の療養環境に配慮 きめ細かな服薬サポートと
多職種との連携で スムーズな在宅移行を実現
医療法人社団杏順会 越川病院
(東京都杉並区) - ● 追記 政策の流れ展望
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現行法下で実施でき、経済効果も顕著
残る課題は「現場の納得」か
- 病院トップの経営者魂
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診療と経営を分業制とし
理念や価値の共有により
質の高い医療提供を実現 -
竹川節男
医療法人社団健育会
理事長・CEO
(東京都千代田区) - 病院新時代
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市内初の回復期リハ病棟を中心に
新たな連携により地域医療を担う -
医療法人社団城東桐和会 タムス浦安病院
(千葉県浦安市) - 特別対談 電気と病院経営
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再生可能エネルギー
由来の電力を
病院が使うべき理由
古城資久 医療法人伯鳳会理事長
大石英司 みんな電力株式会社代表取締役社長
次号予告 2020年2月号 Vol.426(2020年1月10日 発行)
特集 「424病院リスト」を乗り越えろ!
ホントの自治体病院経営(仮題)
2019年9月に厚生労働省が発表した「再編・統合を含めて再検討を求める公立・公的病院424病院リスト」は、改めて自治体病院のあり方を問う機会になった。「採算性」「繰入金」が強調されがちだが、地域における生活インフラを維持するための必要経費ととらえれば、一概に「無駄」と切り捨てるわけにはいかない。とはいえ、医療以外の事情が優先されて存続している医療機関があることも確かだ。本特集では、「生活インフラとしての医療」という点から自治体病院をとらえ、求められる機能と必要な費用のあり方について第一人者の声を聞くとともに、必要性と効率性を追求する取り組みを紹介する。