2020年3月号 Vol.427
特集
入院単価4万円台でもイケる!
「地域急性期」病院の経営
入院単価4万円台でもイケる!
「地域急性期」病院の経営
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
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今月の特集
特集 入院単価4万円台でもイケる!
「地域急性期」病院の経営
病院機能の分化と役割分担は、医療政策の大きな柱となっているが、病床機能報告が示すような「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」と明確に切り分けられるケースはむしろ少ない。「高度急性期」「急性期」は入院単価が6万円以上なければ機能の維持が難しいと言われるが、なかには入院単価が4万円台にもかかわらず、地域の急性期を担う病院も数多い。そうした病院の多くは現状維持に固執することなく、さまざまな方策を講じて地域での役割を果たそうとしている。ここでは、そうした「地域急性期」を担う病院を追った。
- ● 解説 生きる道の見つけ方
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「急性期」「回復期」それとも「ケアミックス」......
自院の実態が答えを示す
佐藤秀也
株式会社川原経営総合センター
病院経営コンサルティング部副部長 - ● 生きる道
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①ケアミックスへ
回リハ中心の病棟再編も
急性期機能を維持し訪・通リハも拡充
医療法人伯鳳会 はくほう会セントラル病院(兵庫県尼崎市)
②全床地域包括ケア病棟へ
強みに磨きをかけ患者ニーズも踏まえた
病棟・人員体制へ
医療法人財団興和会 右田病院(東京都八王子市)
③専門性を特化
低侵襲手術の実績を伸ばし内視鏡検査や
健診による外来集患で安定収入を確保
医療法人社団協友会 メディカルトピア草加病院(埼玉県草加市) - ● 追記 答えは現場にある
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大まかな方向性は無視すべきではないが
現場にこそ道標はある
- 医療×企業×地域でつくる わがまちの医療
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第15回 神奈川県横浜市
市民、医療者、行政に変化を
もたらすプロジェクトを始動 - 特別座談会 「生活を支える医療」を語る
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患者にとって医療は「生活の一部」
医療者に求めたい支え方を語ろう - 新連載 Dr.相澤の医事放談
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今月のテーマ 全世代型社会保障検討会議中間報告
相澤孝夫 社会医療法人財団慈泉会理事長・相澤病院最高経営責任
一般社団法人日本病院会会長
次号予告 2020年4月号 Vol.428(2020年3月10日 発行)
特集 病院都合にならない
「人生会議」の進め方(仮題)
ACP(Advance Care Planning)の重要性、必要性に対する認識が現場を中心に高まるにつれ、なじみやすいよう「人生会議」という名称も新設されるなど、政策面での後押しも本格化してきた。とはいえ、とりわけ一般レベルでは浸透しているとは言いがたく、また行政、医療主導で進めることに対する懸念も聞かれる。本企画では、患者や家族が納得するかたちで人生会議を進めるために、医療側に求められることは何かを、体制、スタッフの対応、それを後押しするための病院の姿勢などについて、多角的な声を聴きながら考察する。