2020年5月号 Vol.429
特集
病院経営者のための新型コロナ対策
職員・患者の守り方
病院経営者のための新型コロナ対策
職員・患者の守り方
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
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今月の特集
特集 病院経営者のための新型コロナ対策
職員・患者の守り方
世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症だが、日本国内でも大都市圏を中心に感染が急速に広がっている。現在(3月31日時点)では、感染疑いのある場合は一部の病院が開設する帰国者・接触者外来を介して受診することになっているが、今後さらに感染が拡大すれば多くの医療機関が対応しなければならない事態になる。また、複数の病院で院内感染が疑われるケースが発生しており、職員が感染した場合や院内での2次感染のリスク対応が求められる。
さらなる感染拡大に備えて病院が取るべき対策について、感染症や危機管理などの専門家の話をもとに紹介する。
- ● 序論 病院を取り巻く状況
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院内感染の増加で求められる
トップの判断と対応策 - ● 提言① 感染症専門医
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患者からの感染リスク軽減は
マスクと手指消毒、換気の徹底
矢野邦夫
浜松医療センター 院長補佐兼感染症内科部長 - ● 実践 危機管理・リスク対策
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クライシス対応は日ごろの備えと
院内外への情報発信が重要
大貫 武
株式会社ストーリーズ・オン
株式会社ストーリーズ・オン・ヘルスケア 代表取締役社長 - ● オピニオン 専門医の視点
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検査を盲信するのではなく
感染管理体制に万全を期すべき
仲田洋美
神宮外苑ミネルバクリニック 院長 - ● 提言② 病院団体の要望と提案
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外来対応の強化と
軽症者の受入先がポイントに
第2特集 実は18年度改定以上のインパクト!?
2020年度
診療報酬改定を深掘りする
- 病院トップの経営者魂
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トップの仕事の半分は人材育成
病院を職員が成長を実感できる場に
藤岡 丞 医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンター院長(さいたま市北区) - 病院新時代
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ロボット手術による先端医療と
患者の希望をかなえる治療を両立
医療法人社団實理会 東京国際大堀病院(東京都三鷹市) - 特別インタビュー トップが語る自治体病院改革
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地域で求められる役割を理解し
民間では担えない医療を提供する
窪地 淳 さいたま市立病院名誉院長
次号予告 2020年6月号 Vol.430(2020年5月10日 発行)
特集 新型コロナ迎撃
市中病院が取り組む 感染患者の救済(仮題)
病院は今、機能を問わず新型コロナウイルスと隣り合わせでの診療を求められているようになっている。医療従事者を守りながら、患者を無事、快方に導くには、これまで以上に厳しい感染管理をもとにした体制づくりが求められる。個々が提供する医療内容だけでなく、病院マネジメントが問われることになる。そこで本企画では、新型コロナウイルス感染症対策を念頭に、市中病院はどのような提供体制を敷くべきか、取り組み例などをもとに考察する。