2020年7月号 Vol.431
特集
コロナ後こそ病院経営の正念場
トップの対話力
コロナ後こそ病院経営の正念場
トップの対話力
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
今月の特集
特集 コロナ後こそ病院経営の正念場
トップの対話力
疾病構造の変化や少子高齢化、あるいは地域医療構想など、病院を取り巻く経営環境は劇的に変わりつつある。そうしたなかで病院を舵取りしていくには、かつてないほどのリーダーシップが求められており、その具体的方策としてトップと現場の「対話」がきわめて重要になっている。そこで本企画では、病院トップに自身の「対話」へのこだわり、手法、留意していることなどを聞くほか、院長経験者に新時代における病院トップの「対話」のあり方を提言してもらう。
- ● 提言 先駆者が語る
-
現場との雑談なくして
組織づくりはありえない
関塚永一
セコム医療株式会社顧問
独立行政法人国立病院機構埼玉病院名誉院長 - ● 事例① 自発的な理念づくりへ
-
コミュニケーションを通じて
職員の主体性を引き出す
矢木崇善
医療法人弘善会理事長 - ● 事例② 組織の底上げを実現
-
合議制を支える人材育成に向け
あらゆる場面で意思疎通を図る
中村秀敏
医療法人真鶴会
小倉第一病院理事長・院長 - ● 事例③ 新型コロナを迎え撃つ
-
新型コロナ患者の受け入れへ
意識喚起のメッセージを発信
大坪由里子
医療法人社団大坪会
三軒茶屋病院院長 - ● 追記 変革期と対話
-
自院の方向性を医療職に届けるには
日常的な対話が効果的
特別企画 新型コロナ対策の視点
出口戦略・感染防止を社会全体で進める
~ドイツ、後藤新平に学ぶ
感染抑制戦略と段階的緩和策
吉田恵子
医療・介護制度調査コーディネーター
実践した公衆衛生と感染対策
青山佾
都市調査会代表/元東京都副知事
- 病院トップの経営者魂
-
先進的な精神医療と
経営体制の強化を追求
地域の健康と幸福を増進
大治太郎 社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院 理事長・院長(福岡県久留米市) - 病院新時代
-
地域と協働でチーム医療を実践
新しい児童精神科のあり方を示す
医療法人コミュノテ風と虹 のぞえの丘病院(福岡県久留米市) - 新型コロナウイルス感染症対策 特別企画
-
病院団体トップからのメッセージ
医療にかかわるすべての人へ
小熊 豊 全国自治体病院協議会会長
猪口正孝 東京都病院協会会長
次号予告 2020年8月号 Vol.432(2020年6月10日 発行)
特集 「ポスト・コロナ」の
病院経営(仮題)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、医療資源不足、負担増となっている職員、厳しくなっている病院経営への対応をどうするかといった視点が求められている。「ポスト・コロナ」という新たな時代について、今後の医療界を担う病院トップに語ってもらう。