2020年8月号 Vol.432
特集
新しい生活様式・医療に適応する!
『ポスト・コロナ』の
病院経営
新しい生活様式・医療に適応する!
『ポスト・コロナ』の
病院経営
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
今月の特集
特集 新しい生活様式・医療に適応する!
『ポスト・コロナ』の病院経営
新型コロナウイルス感染症の拡大は、日本の社会に大きな変化をもたらそうとしている。人・モノの費用は従来以上の規模になることが考えられる。また患者の受療行動も大きく変わろうとしている。オンラインを前提とした診療のあり方、患者とのかかわり方を模索するだけでなく、それを前提とした事業経営の検討も求められる。さらには予防や自由診療といった保険診療に頼らない収入確保も視野に入れる必要がありそうだ。そうした『ポスト・コロナ』という新たな時代での病院経営のあり方について、病院経営者に語ってもらった。
- ● 序論 「新しい生活様式」と病院
-
病院の「真実」が浮き彫りになるなかで
どう舵取りをしていくのか - ● 経営者の展望① 医療の枠を超える
-
病院事業は「ライフ産業」
医療外の支え方も追求してこそ新時代を迎えられる
神野正博
社会医療法人財団董仙会理事長 - ● 経営者の展望② ICT活用による効率化・働き方改革
-
オンライン診療を開始し
約4割の部署でテレワークを導入
石川賀代
社会医療法人石川記念会HITO病院理事長
石川ヘルスケアグループ総院長 - ● 経営者の展望③ コロナ禍で浮上した"真の役割"
-
経営者のマインドが変わってはじめて
スタッフ・患者も変わる
遠藤正樹
医療法人社団康明会理事長 - ● 追記 「コロナ」を契機にする
-
「ポスト・コロナ」で求められる新方針を
現場に浸透させる
特別インタビュー 新型コロナ対応のキーパーソン
自見はなこ参議院議員に聞く
- 病院トップの経営者魂
-
新しいことに挑戦、変化に
対応できるマインドを醸成
「10年もつ組織」をつくる
中澤 達 社会福祉法人聖母会 聖母病院 病院長(東京都新宿区) - 病院新時代
-
「すぐに治す」をコンセプトに
小回りのきく、専門治療を提供
医療法人啓信会 中之島いわき病院(大阪市福島区)
次号予告 2020年9月号 Vol.433(2020年7月10日 発行)
特集 医医・医患関係の新たなかたち
WEB相談機能を使い倒せ(仮題)
医師同士でWEB機能を用いた相談機能の充実ぶりがめざましい。制度的には2020年度診療報酬改定でコンサルテーション機能が評価されるようになったほか、新型コロナウイルス感染症禍のなか、オンライン・電話による初診も保険診療として認められるようになった。また技術的にも患者情報を画像・音声・生体に関する数値などを共有し、遠隔でも相談機能を充実させることで診療の質を高める仕組みが提案されている。ここではそうした遠隔相談の事情やソリューションの紹介等を通じて、「医師と医師、医師と患者の関係の新たなかたち」の現状を報告する。