2020年10月号 Vol.434
特集
実践可能!
人を活かせる仕組みをつくる
病院の「新しい」働き方
実践可能!
人を活かせる仕組みをつくる
病院の「新しい」働き方
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
今月の特集
特集 実践可能! 人を活かせる仕組みをつくる
病院の「新しい」働き方
「医師の働き方改革」推進の必要性が高まっている。もともと人口減社会を背景とした働き手の減少があるところに、医療政策面からの要請も加わった。そもそも高齢化によって患者像が大きく変わり、病院に求められる医療提供のあり方も見直しが求められるなかで、組織運営やそこでの働き方だけが変わらないままで通るとは考えにくい。では医師自身、そしてその働きを支えるスタッフ、活かす病院にはどのような考え方と動き方が求められるのか。今特集では、病院の先行事例をシェアしながら、病院の「新しい」働き方を考えたい。
- ● 概論
-
今「働き方改革」に挑まなければ
2030年に病院は存続しない - ● 事例1 3つの働き「型」と副業制度
-
非効率な業務を減らし
患者のために働く視点を重視
医療法人社団明和会 大野浦病院(広島県廿日市市) - ● 話題
-
複数主治医制導入、意識改革に言及
日医「働き方検討委員会」答申 - ● 事例2 人とモノで進めるカイゼン
-
事務作業の負担軽減などの
業務改善で優秀な医師を確保
医療法人八女発心会 姫野病院(福岡県広川町) - ● 事例3 医師の希望がかなうER
-
シフト制による多様な働き方
病院全体の理解が後押し
公益社団法人地域医療振興協会
東京ベイ・浦安市川医療センター(千葉県浦安市) - ● 展望
-
地域で自院の役割を担うための
人材確保が今後の経営を支える
- 病院トップの経営者魂
-
新病院開設を機に
患者一人ひとりに向き合い
満足する医療を進化させる
髙岡秀幸 社会医療法人愛仁会 高槻病院 院長(大阪府高槻市) - 病院新時代
-
市内唯一の公的病院として
リハビリと訪問診療に励む
独立行政法人地域医療機能推進機構 JCHO登別病院(北海道登別市) - 特別インタビュー
-
安富祖 久明
一般社団法人徳洲会理事長に聞く
健全経営を基盤として
「生命だけは平等だ」を
さらに進展させていく
次号予告 2020年11月号 Vol.435(2020年10月10日 発行)
特集 もう後戻りはできない
「コロナ後」の公的医療の風景(仮題)
新型コロナウイルス感染症のまん延は、「新しい生活様式」という言葉に象徴されるように、従来の生活のあり方を一変させる可能性が高い。医療も例外ではない。医療機関の経営資源はヒト・モノ・カネそれぞれで大きな潮流の変化が起きるだけでなく、医療政策を下支えする財政事情もこれまでの発想からの転換を余儀なくされるだろう。そこで本企画では、公的医療の風景がどのように変わるか、さまざまな角度から考察を加える。