2020年12月号 Vol.436
特集
生き抜くヒントがここにある!
ウィズコロナ時代の診療体制
生き抜くヒントがここにある!
ウィズコロナ時代の診療体制
◆ 毎月10日発行
◆ A4判変型 96ページ
◆ 定価:本体1,200円+税
◆ 定期購読料:本体14,400円+税
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今月の特集
特集 生き抜くヒントがここにある!
ウィズコロナ時代の診療体制
感染の収束が見えないなか、新型コロナウイルス感染症とともに生きる「ウィズコロナ時代」が始まった。人々の生活習慣や働き方などは、これまでと大きく変わっていくことが予測されており、ニューノーマル(新しい常態)が求められている。医療においても同じく、新型コロナウイルスと共存するための診療体制、経営戦略を中長期的に考えていかなければならない。 本特集では経営トップにその考え方を聞いたうえで、新型コロナ患者対応、感染対策、検査体制、増患・増収策といった具体的な取り組みを紹介する。
- ● 「ウィズコロナ」の医療の現状
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患者の受診控え、感染防止策など
変化への対応が求められている - ● 院内感染で得た教訓を未来に生かす
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感染対策や検査体制を強化
ニーズに対応、地域医療を支える
社会医療法人三愛会 大分三愛メディカルセンター(大分県大分市) - ● コロナ対応なしに経営は成り立たない
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迅速な検査、適切な入院
治療体制の構築を追求する
伯鳳会グループ(兵庫県赤穂市 ほか) - ● データを読む①医療費の動向
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2020年6月は前年同期比マイナス2.4%
訪問看護以外は減少傾向を維持 - ● 検査と情報共有のシステム化を図る
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現在のオンライン診療から先の
医療のデジタル化を見据えて試行
医療法人社団城東桐和会 東京さくら病院(東京都江戸川区) - ● データを読む②診療科の動向
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病院、診療所とも小児科と
耳鼻咽喉科で患者が大幅減 - ● 徹底して患者ニーズに応え続ける
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「病気を治す」から「寄り添う」
疾病構造の変化を経営の軸に
医療法人社団いつき会 ハートクリニック(東京都葛飾区) - ● 考察
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医療を取り巻く厳しい環境で
地域を支える病院経営とは?
- 病院トップの経営者魂
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防ぎ、治し、支える医療を
法人内外の職種と連携しながら実践する
竹川勝治 医療法人社団愛育会理事長(東京都江東区) - 特別レポート
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第9回「全国医療経営士実践研究大会」東京大会
「コロナ禍」「DX」など新たな経営環境に
「病院経営専門職」の必要性を改めて認識 - 高橋教授のこの人に会いたい
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在宅医療経営の草分けが語る
「55歳でプロキックボクサーになった理由」
中村哲生 医療法人社団永生会特別顧問
プロキックボクサー
次号予告 2021年1月号 Vol.437(2021年12月10日 発行)
特集 「食べられるようになる病院」をめざそう(仮題)
高齢者医療においては、時として「完治」以上に「生活の質(QOL)」が重視される。その一丁目一番地が「自分で食べられること」という指摘は多い。北欧では「自力で食べられなくなったらお看取り」という判断基準があるとも言われるが、適切なリハビリテーションによって「食べられるようになる」ケースも枚挙にいとまがない。最近の診療報酬では嚥下に焦点を当てた項目も見られる。そこで今回は、「食べられるようになる」に焦点を当て、現場の取り組みや病院としての体制づくりなどについて報告する。