2015年8月号
特集 物性と提供体制を少し見直してみませんか? 嚥下調整食づくりの工夫の一手 |
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◆ 毎月20日発行 ◆ A4判 88ページ ◆ 定価:1,188円(税込) ◆ 定期購読料:14,256円(税込) |
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特集 物性と提供体制を少し見直してみませんか? 嚥下調整食づくりの工夫の一手
☺ From Editors
嚥下調整食学会分類2013の発表から2年。すでにこの分類を自施設の食事に取り入れ、摂食嚥下リハビリテーションに活かす施設がある一方、未だ導入に踏み切れずにいる施設もある。本特集では、嚥下調整食の導入を図った施設が具体的にどう取り組み、提供につなげたのか、その「工夫の一手」を紹介する。
栄養経営士三誌合同鼎談
「栄養」が変われば施設が変わる 「栄養経営士」が経営の未来を拓く
タフになる講座 管理栄養士のプライド
- Pride.1 「食べる」をあきらめない特養でのケア
- 髙橋樹世(社会福祉法人豊島区社会福祉事業団 特別養護老人ホーム風かおる里・主任管理栄養士)
- Pride.2 命に向き合う在宅医療物語
- 永井康徳(医療法人ゆうの森 理事長)
- Pride.3 プレゼンテーション力を高める
- 真壁昇(関西電力病院 疾患栄養治療センター)
- Pride.4 栄養士が知っておくべき薬の知識
- 林宏行(日本大学薬学部薬物治療学研究室 教授)
- Pride.5 時代の空気を読む
- 藤井将志(特定医療法人谷田会 谷田病院 事務部長)
- Pride.6 農業をみんなで元気に!
- 脇坂真吏(農業コンシェルジュ)
- Pride.7 お世話するココロ
- 宮子あずさ(看護師・随筆家)
その他注目記事!
- ● ダイエットセラピー 新・食に焦点
- ▶ 松阪市民病院(三重県松阪市)
- ● 今月の人〈Bright Youth〉
- ▶ 平塚実紗 大倉麻緒(千葉大学医学部附属病院)
- ● Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- ▶ よねやま・きみひろ(作家、医師(医学博士))
- ● 栄養指導で"あるある!こんなこと"
- ▶ 田村佳奈美(かとう内科クリニック・(有)ネットワーク調剤 管理栄養士)
- ● リレーエッセイ・栄養士の人間劇場 私を変えたあの瞬間
- ▶ 深川リエ子(医療法人誓生会松風病院)
- ● フードサービス最前線
- ▶ 熱海ちとせ病院(静岡県熱海市)
- ● 私の日々を、つくるもと。エブリデイ・スマイル
- ▶ 吉永真由美(コピーライター)
- ● 病院・施設の栄養サポートおやつ
- ▶ テーマ 『たんぱく質強化』
次 号 予 告 2015年8月20日 発売
特集1
『すべての利用者においしさと楽しい思い出を! 嚥下機能に配慮した行事食への挑戦』
長期間の療養となる施設での生活。利用者にとって最も楽しみなのが行事食だ。しかし、摂食嚥下障害の方へ物性を調整して提供することに苦慮する場合も多い。本特集は摂食嚥下障害の方々に対して、きめ細かく物性を調整し、見た目は常食と変わらず、安全に摂取できる形態の行事食を提供している施設を紹介。行事食のメニューに悩む読者へ役立つ情報を提供する。
特集2 『高齢者のQOL改善につなごう 栄養管理と排便コントロールの実践』
近年、感染症対策としての抗菌薬による薬物療法が普及する一方で多剤耐性菌による下痢などの消化管障害も多々報告されるようになった。下痢が遷延すると在院日数が長くなり、施設経営的にデメリットであるうえ、何より患者のQOLを低下させる。本特集ではそうした下痢に対し、栄養補助食品などで対応し、良好なアウトカムが得られたケースを紹介する。