2017年9月号
特集 やるべきことはここにある! 認知症だからこその栄養サポート |
|
◆ 毎月20日発行 ◆ A4判 84ページ ◆ 定価:1,188円(税込) ◆ 定期購読料:14,256円(税込) |
|
▶ ご購入はこちら バックナンバー 次号予告 | |
特集 やるべきことはここにある! 認知症だからこその栄養サポート
認知症高齢者に対する治療やケアへのかかわりが、管理栄養士にとっても増えている。認知症患者に対する効果的な栄養アプローチのひな形というものは存在しないなかで、どのようなかかわり方があり得るのか、悩む読者は多いだろう。しかし、本当に管理栄養士にできることは限られているのだろうか? 認知症だからこそ「やるべきこと」は何かを探る。
学会レポート 在宅療養者の課題は待ったなし! 栄養で何ができるかが議論された2日間
7月の初め、2日間の日程で第5回日本在宅栄養管理学会学術集会「在宅訪問栄養食事指導の拡大に向けて! ~地域に広げるために~」が開催された。管理栄養士だけでなく、在宅に携わる多職種が集い、議論が行われ、多くの情報交換もなされたことだろう。多職種の在宅のスペシャリストによる多くのプログラムの中から、会長講演と特別講演Ⅲをピックアップし、内容を紹介する。
その他注目記事!
- ●RD's Kitch~メニューをどうぞ~
- 千葉県がんセンター(千葉市中央区)
- 終末期の「おいしく食べたい」に応えるなめらか食
- ●今月の人〈Bright Youth〉
- 堀切理恵子(学校法人東京医科大学 東京医科大学八王子医療センター)
- ●SeminarReport
- 栄養経営実践セミナー通信③
- ●Leader's School
-
Lesson1 フィジカルアセスメントから画像診断まで
臨床栄養管理のスキルアップ講座
谷口英喜 (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科 教授) -
Lesson2 在宅患者を支えて看取る栄養評価と
マインドアセスメント
岡田晋吾 (医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長) -
Lesson3 明日から実践できる症例の見極め方
~急性期から慢性期まで~
和田美紀子 (医療法人社団好仁会 滝山病院 栄養科 主任) - ●栄活!
- 一 「食べる」をあきらめない特養でのケア 髙橋樹世
- 二 命に向き合う在宅医療物語 永井康徳
- 三 プレゼンテーション力を高める 真壁 昇
- 四 栄養士が知っておくべき薬の知識 林 宏行
- 五 時代の空気を読む 藤井将志
- 六 口のミカタを知る 齋藤貴之(監修:戸原 玄)
- 七 お世話するココロ 宮子あずさ
- ●管理栄養士の挑戦 Vol. 3
- 「管理栄養士+住民」の視点から地域の人々の食生活をサポート
- ●Special Report
- 高尿酸血症は尿酸排泄の低下が大きな理由
- 乳酸菌を活用した新たな栄養指導で結果につなぐ
- ●Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 第百十三話 「時間がつくり出す味」
- ●栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第49回〉
-
患者さんとの会話から栄養士のコミュニケーション力を磨く
田村佳奈美(福島学院大学短期大学部食物栄養学科講師 管理栄養士) - ●softiaを使った「嚥下食レシピ大賞」
- 受賞施設のご紹介
- ●フードサービス最前線
- 社会福祉法人さくら会 介護老人保健施設ケアセンター南大井(東京都品川区)
- コード3の物性と食の地域連携でめざす
- 幸せな経口摂取で生きる在宅生活
- ●世界の病院食・術後食〈第98回〉
- 丸山道生(医療法人財団緑秀会 田無病院 院長)
- ●NME 対談〈第4回〉
- 社会医療法人敬和会大分岡病院
- 立川洋一 × 長尾智己 × 後藤幸代
- ●病院・施設の栄養サポートおやつ〈第46回〉
- 食物繊維 2色おはぎ
ほか
次 号 予 告 2017年10月号(2017年9月20日 発行)
特集 引き算の栄養指導でOKですか? 在宅高齢者の栄養リスクを防ぐ‼
「在宅に出なければならない」と思っていても、実際の現場がイメージできず踏み出せないという若い読者は多いことだろう。そこで在宅での栄養リスクの問題について考えるべく、取り組み事例を紹介するとともに、訪問栄養指導を実施している先輩管理栄養士と在宅に出たい若手管理栄養士との誌上鼎談を開催する。