2018年3月号
特集
ONSで摂取不足の解決をめざす
たんぱく質サービング術
ONSで摂取不足の解決をめざす
たんぱく質サービング術
◆ 毎月20日発行
◆ A4判 80ページ
◆ 定価:1,188円(税込)
◆ 定期購読料:14,256円(税込)
◆ A4判 80ページ
◆ 定価:1,188円(税込)
◆ 定期購読料:14,256円(税込)
今月の特集
特集 ONSで摂取不足の解決をめざす
たんぱく質サービング術
サルコペニアのリスクを抱える高齢者に対する栄養管理においては、筋たんぱく合成のもととなるたんぱく質の摂取に注意することが必要になる。しかし、そもそも食事摂取量が不足していてたんぱく質の摂取量アップに難渋する......ということが多いのではないだろうか? そこで本特集では、たんぱく質摂取のための工夫について焦点を当てていく。
- 高齢者の筋肉を維持する指導に活かそう
- たんぱく質をどうとる? 運動をどう実践する?
- 山田 実氏
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 生涯発達専攻 准教授 博士(保健学) 理学療法士 - プロテインパウダーとMCTオイルをプラス!!
- 無理のないたんぱく質摂取を実現
- 松●美貴さん(●は山冠の下に竒)
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院 栄養科 科長代理 - 多様な補助食品をフル活用
- 入院時から退院後までリハビリをサポートする
- 岡村寛子さん
医療法人渓仁会 札幌渓仁会リハビリテーション病院 栄養科 - 効率的なエネルギーとたんぱく質補給がコツ
- 骨格筋量の維持を実現する栄養管理
- 久永 文さん
労働者健康安全機構 神戸労災病院 栄養管理室 - 濃縮された"ミルク"がポイント!
- ひと工夫でおいしくたんぱく質補給
- 福士かずえさん
社会福祉法人千歳福祉会 特別養護老人ホーム暢寿園 管理栄養士
セミナー目前!スペシャル鼎談②
栄養指導の算定が可能となった今、
摂食嚥下リハ領域で管理栄養士は何をすべきか?
その他注目記事!
- ●RD's Kitch~メニューをどうぞ~
- 社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部
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神奈川県済生会横浜市東部病院(横浜市鶴見区)
周術期の絶飲食期間縮減を提案する分割低刺激食 - ●ONSアウトカムへの挑戦
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少量高エネルギーな栄養補助食品の活用で
急性期後の高齢患者の食べる希望を支えていく - ●Leader's School
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【Lesson1】 フィジカルアセスメントから画像診断まで
臨床栄養管理のスキルアップ講座
谷口英喜 (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科 教授) -
【Lesson2】 在宅患者を支えて看取る
栄養評価と マインドアセスメント
岡田晋吾 (医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長) -
【Lesson3】 明日から実践できる症例の見極め方
~急性期から慢性期まで~
和田美紀子 (医療法人社団 好仁会 滝山病院 栄養科主任) - ●栄活!
- 一 "その人らしさ"を支える特養でのケア
- 横山奈津代
- 二 命に向き合う在宅医療物語
- 永井康徳
- 三 プレゼンテーション力を高める
- 真壁 昇
- 四 栄養士が知っておくべき薬の知識
- 林 宏行
- 五 時代の空気を読む
- 藤井将志
- 六 口のミカタを知る
- 猪原 健(監修:戸原 玄)
- 七 お世話するココロ
- 宮子あずさ
- ●ZOOM UP!
- 患者さんへの提案に!
メープルシロップを使ったレシピ - ●Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 第百十九話 「おせち料理のないお正月」
- ●栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第56回〉
- 患者さんとの会話から栄養士のコミュニケーション力を磨く
- 田村佳奈美(福島学院大学短期大学部食物栄養学科講師 管理栄養士)
- ●今月の人〈Bright Youth〉
- 瀬尾恵理 (東邦大学医療センター 佐倉病院)
- ●フードサービス最前線
- 社会福祉法人ウエルガーデン ウエルガーデン伊興園(東京都足立区)
-
多職種と家族で嚥下内視鏡検査を供覧
チームで経口摂取の目標を共有する - ●世界の病院食・術後食〈第101回〉
- 丸山道生(医療法人財団緑秀会 田無病院 院長)
- ●病院・施設の栄養サポートおやつ〈第52回〉
-
エネルギーアップ 和風抹茶プリン
次号予告 2018年4月号(2018年3月20日 発行)
特集 治療前? 治まってから?
発熱時の食事提供のタイミング
患者や利用者の栄養サポートを行ううえで悩ましい症状の1つに発熱がある。絶食が長引き必要なエネルギーが供給できなかったり、食事が開始できたあとも食欲の問題でうまくエネルギーが充足できなかったり......。そんなケースも少なくないだろう。発熱時から管理栄養士が積極的にかかわっていくことが必要だと痛感するものの、「どのタイミングで介入すべきか?」悩むことも多いのではないだろうか?
本特集では、発熱のもととなる病態に応じた適切な食事対応を実施するためのポイントについて考えていく。