2018年6月号
特集
キーワードは医療・介護の連携と重症化予防
ダブル改定のポイントと
今後の栄養管理業務
キーワードは医療・介護の連携と重症化予防
ダブル改定のポイントと
今後の栄養管理業務
◆ 毎月20日発行
◆ A4判 72ページ
◆ 定価:1,188円(税込)
◆ 定期購読料:14,256円(税込)
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◆ 定価:1,188円(税込)
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今月の特集
特集 キーワードは医療・介護の連携と重症化予防
ダブル改定のポイントと今後の栄養管理業務
今年4月、診療報酬改定と介護報酬改定のダブル改定が行われた。 本ダブル改定は、医療と介護の連携を強く押し出したものとなった。 その連携と同じくキーワードとなるものが重症化予防である。 それは具体的にどのようなものか? 解説と事例とともにダブル改定後の栄養管理業務について考察する。
- 解 説
-
地域連携で創る、重症化予防で守る
ダブル改定がめざす高齢者の幸せな生活 - ヘルスケア・レストラン編集部
- 事例1
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早期生活復帰をめざす回復期リハの栄養管理
病棟常駐でリアルタイムに行う質の高さが問われる -
一般社団法人 是真会
長崎リハビリテーション病院(長崎県長崎市) - 事例2
-
低栄養の重症化を防ぐために
途切れのない栄養管理に乗り出そう -
社会福祉法人親善福祉協会
介護老人保健施設リハパーク舞岡(横浜市戸塚区) - 提 言
-
在宅患者への栄養管理が一歩前進
褥瘡ケアにおける新たな仕組みづくりに挑戦 -
社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院 栄養科 科長
矢野目 英樹さん(長野県松本市)
その他注目記事!
- ●RD's Kitch~メニューをどうぞ~
-
社会医療法人社団 順江会 江東病院(東京都江東区)
重症化を予防し長く治療と向き合うサポート
エネルギーコントロール食3 - ●ヘルスケア・レストラン特別セミナーレポート
-
糖尿病の透析予防に対する総合対策が本格化
地域一体となった取り組みのあり方を示す - ●Leader's School
-
【Lesson1】 フィジカルアセスメントから画像診断まで
臨床栄養管理のスキルアップ講座
谷口英喜 (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科 教授) -
【Lesson2】 在宅で患者を支えて看取る栄養評価と
マインドアセスメント
岡田晋吾 (医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長) -
【Lesson3】 明日から実践できる症例の見極め方
~急性期から慢性期まで~
和田美紀子 (元 医療法人社団 好仁会 滝山病院 栄養科主任) - ●栄活!
- 一 "その人らしさ"を支える特養でのケア
- 横山奈津代
- 二 命に向き合う在宅医療物語
- 永井康徳
- 三 プレゼンテーション力を高める
- 真壁 昇
- 四 栄養士が知っておくべき薬の知識
- 林 宏行
- 五 時代の空気を読む
- 藤井将志
- 六 食べることの希望をつなごう
- 豊島瑞枝
- 七 お世話するココロ
- 宮子あずさ
- ●Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 第百二十二話 「コーヒー健康法」
- ●栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第59回〉
- 患者さんとの会話から栄養士のコミュニケーション力を磨く
- 田村佳奈美(福島学院大学短期大学部 食物栄養学科講師 管理栄養士)
- ●フードサービス最前線
-
社会福祉法人 正吉福祉会
世田谷立特別養護老人ホームきたざわ苑(東京都世田谷区) -
利用者の尊厳を守りながら
食べて、動いて、出すケアを提供する - ●今月の人〈Bright Youth〉
- 福勢麻結子 (IMSグループ 医療法人社団明芳会 イムス葛飾ハートセンター)
- ●病院・施設の栄養サポートおやつ〈第55回〉
-
嚥下 抹茶ブラマンジェ
次号予告 2018年7月号(2018年6月20日 発行)
特集 食欲不振の声にどう応えますか?
がん患者の生きるを支えるメニュー
がん患者に対する管理栄養士のかかわりでは、食事への対応をどうするかが最も大きな部分にある。なかでも食欲不振の問題が挙げられるだろう。食欲不振の問題で切っても切れない関係と言えるのが精神面の問題だ。治療への不安、予後への不安、食べられないことへの不安など、患者はさまざまな不安を抱えている。食事を通じてそうした不安を和らげることはできるのか? 取り組み事例を通じて考えていく。