2019年1月号
特 集
その評価を鵜呑みにしていませんか?
私たちが口腔機能を"診る"理由
◆ 毎月20日発行
◆ A4判 80ページ
◆ 定価:1,188円(税込)
◆ 定期購読料:14,256円(税込)
◆ A4判 80ページ
◆ 定価:1,188円(税込)
◆ 定期購読料:14,256円(税込)
今月の特集
特集 その評価を鵜呑みにしていませんか?
私たちが口腔機能を"診る"理由
患者・利用者の嚥下機能は入院時・入所時の評価から変化する場合が多く、必要に応じて再評価することが大事になってくる。 なかでも、口の動きは咀嚼機能を評価するうえで欠かせない判断材料であり、食べる可能性に直結する。 そこで、本稿では急性期から慢性期における再評価の取り組みを追い、事例を通して口腔機能評価の重要性を紹介する。
- CONTENTS
- 解説 評価はできることの線引きではない
- 変化する可能性を殺さない対応を心がけよう
- 戸原 玄 氏 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科(東京都文京区)
- 急性期における事例 退院先を見据えた栄養管理を実施
- 誤嚥性肺炎の再発や機能低下を防ぎ経口摂取を守る
- 公益社団法人 地域医療振興協会 練馬光が丘病院(東京都練馬区)
- 回復期リハにおける看護師の事例 本当に食べることができないのか?
- 患者の強みを引き出し食べる希望につなぐ評価を固守
- 特定医療法人 研精会 稲城台病院(東京都稲城市)
- 精神科病棟における事例 環境の変化や薬剤の変更時がリスクポイント
- 管理栄養士が早期に口腔機能評価を行う
- 一般財団法人 精神医学研究所 附属 東京武蔵野病院(東京都板橋区)
その他注目記事!
- ●RD's Kitchen~メニューをどうぞ~
- 無菌食
日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区) - ●フードサービス最前線
- 医療法人活人会 介護老人保健施設
都筑ハートフルステーション(横浜市都筑区) - ●TREND NEWS
- 急速冷却・保冷・再加熱の3機能を備えた
複合調理器でマンパワー不足を解消
名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区) - ●Leader's School
- 【Lesson1】 フィジカルアセスメントから画像診断まで
臨床栄養管理のスキルアップ講座 - 谷口英喜 (社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院 患者支援センター長)
- 【Lesson2】 在宅で患者を支えて看取る栄養評価と
マインドアセスメント - 岡田晋吾 (医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長)
- 【Lesson3】 明日から実践できる症例の見極め方
~急性期から慢性期まで~ - 佐藤亮介 (社会福祉法人函館厚生院函館五稜郭病院 NST医療部栄養科科長)
- ●SPECIAL REPORT
- 市販品を活用した食事サポートで
シームレスな食支援を実現!~在宅編~
医療法人社団福寿会 福岡クリニック(東京都足立区) - ●新年特別企画
- 医療・介護の連携をUDFで繋いでめざす
給食改革と口から食べる幸せの実現 - ●栄活!
- 一 "その人らしさ"を支える特養でのケア
- 横山奈津代
- 二 命に向き合う在宅医療物語
- 永井康徳
- 三 プレゼンテーション力を高める
- 真壁 昇
- 四 栄養士が知っておくべき薬の知識
- 林 宏行
- 五 時代の空気を読む
- 藤井将志
- 六 食べることの希望をつなごう
- 豊島瑞枝
- 七 お世話するココロ
- 宮子あずさ
- ●Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 第百二十九話「ピアノとコーヒーの宴」
- ●栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第66回〉
- 患者さんとの会話から栄養士のコミュニケーション力を磨く
- 田村佳奈美(福島学院大学短期大学部 食物栄養学科講師 管理栄養士)
- ●TOP INTERVIEW
- 山本裕康(公益社団法人日本メディカル給食協会 会長)
- ●今月の人〈Bright Youth〉
- 髙橋アリカ (独立行政法人 国立病院機構 東埼玉病院 栄養管理室)
- ●世界の病院食・術後食〈第106回〉
- 丸山道生 (医療法人財団緑秀会 田無病院 院長)
- ●病院・施設の栄養サポートおやつ〈第61回〉
- エネルギーアップ バナナアイスクリーム
ほか
次号予告 2019年2月号(2019年1月20日 発行)
特集 コストの壁を乗り越える
給食部門大改革
食材費や人件費などが高騰し、栄養部門の支出額が増えるなか、従来の食費というコストの枠内でのやりくりはもはや限界となりつつある。このコストの壁を乗り越えるためには、どうすればいいのか? 大転換期を迎えつつある給食業界の潮流を踏まえながら、具体的な方法を考察する。