特 集
"コロナ"の今だから考えたい
炎症と糖尿病の栄養管理
◆ A4判 56ページ
◆ 定価:本体1,100円+税
◆ 定期購読料:本体13,200円+税
今月の特集
特集 "コロナ"の今だから考えたい
炎症と糖尿病の栄養管理
内臓脂肪の慢性炎症がインスリン抵抗性の原因になるとの報告や、持続的な高血糖による血管の炎症など、糖尿病と炎症との関連が近年、明らかになってきている。 いまだ新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、糖尿病が感染症の重症化リスクである一方、感染症が糖尿病の重症化リスクでもある。 今、炎症と糖尿病との関係について改めて考える。
- CONTENTS
- 解 説
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高血糖は炎症性疾患のリスクに
グルコーススパイクを防ぐことが大切 - 植木彬夫 医師(高村内科クリニック/東京医科大学 名誉教授)
- 実 践
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日々の血糖コントロールと
栄養状態の維持をサポートすることが大切 - 茂山翔太 さん(関西電力病院 栄養管理室)
栄養士応援企画 巣ごもり時代の学習法
今年1月に日本国内で初となる、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者が確認されて以降、特に2~5月にかけては学会や勉強会の中止が相次ぎました。そんななか、病院や高齢者施設の管理栄養士がどのように勉強やスキルアップに取り組んでいたのか? 当時、工夫して学習に励んでいた管理栄養士らの事例とともに、そこから得られた学びのヒントをご紹介します。現在、WEBを活用したセミナーが増えてきているほか、学会等ではオンラインと現地開催とのハイブリッド形式も登場するなど、今後の新しい勉強法にも注目です。
- Learning 1
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"あたりまえ"が覆ったその時
どう学んでいくのかを見つめる転換期となった - 森 茂雄 さん(JA愛知厚生連豊田厚生病院栄養科 栄養管理課 課長/栄養経営士)
- Learning 2
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学びとともに仲間との交流も激減
オンラインを活用して場の再獲得へ - 千葉 枝里子 さん(東京医科大学病院 栄養管理科/栄養経営士)
- Learning 3
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知識を蓄積していく鍵は
自粛期間中の継続的な情報収集にあり - 山谷 恵 さん(医療法人碧会こもれびの里・高浜/栄養経営士)
その他注目記事!
- ●Voice
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医療を止めないためにも職員が安心できる環境をつくりたい
森 ひろみ(埼玉医科大学国際医療センター NST事務局/栄養部 係長) - ●RD's Kitchen~メニューをどうぞ~
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糖尿病食
日本赤十字社旭川赤十字病院(北海道旭川市) - ●今月の人〈Bright Youth〉
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河下直美(森永乳業グループ病態栄養部門、
株式会社クリニコ 神奈川県担当/管理栄養士) - ●栄養管理実践レポート
- 医療法人社団親和会 富山西リハビリテーション病院(富山県富山市)
- ●世界の病院食・術後食〈第117回〉
- 丸山道生(医療法人財団緑秀会 田無病院 院長)
- ●病院・施設の栄養サポートおやつ〈番外編〉
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エネルギーアップ かぼちゃプリン
- ●Leader's School
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【Lesson1】 フィジカルアセスメントから
―画像診断まで臨床栄養管理のスキルアップ講座― - 谷口英喜 (社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院 患者支援センター長)
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【Lesson2】 在宅で患者を支えて看取る
―栄養評価とマインドアセスメント― - 岡田晋吾 (医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長)
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【Lesson3】 疾患ごとに学ぶべきこと
―管理栄養士によるClinical Question― -
齊藤大蔵
(社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 海老名総合病院
医療技術部 栄養科 主任) - ●ONSアウトカムへの挑戦①
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嗜好に合った「おいしい栄養補助食品」を提供し
栄養状態の改善でリハの目標達成をめざす - ●ONSアウトカムへの挑戦②
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早期栄養介入管理加算の算定へ向けて
飲みやすい味の栄養補助食品で介入を図る - ●栄養家の心得
- 一 "その人らしさ"を支える特養でのケア
- 横山奈津代
- 二 命に向き合う在宅医療物語
- 永井康徳
- 三 栄養士が知っておくべき薬の知識
- 林 宏行
- 四 時代の空気を読む
- 藤井将志
- 五 食べることの希望をつなごう
- 豊島瑞枝
- 六 お世話するココロ
- 宮子あずさ
- ●Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 第百五十一話「大盛りの憂うつ」
- ●栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第88回〉
- 患者さんとの会話から栄養士のコミュニケーション力を磨く
- 田村佳奈美(福島学院大学短期大学部 食物栄養学科講師 管理栄養士) ほか
次号予告 2020年12月号(2020年11月20日 発行)
特集 高齢者のたんぱく質摂取メソッド
日本人の食事摂取基準2020年版では高齢者のフレイル予防の観点が盛り込まれたが、高齢者は食事量の低下や摂食嚥下障害のためたんぱく質摂取量も低下しやすい。たんぱく質の摂取量を確保する手段として、栄養補助食品の活用例に注目していく。
特別鼎談 コロナ禍における自己研鑚
岡田晋吾 氏(北美原クリニック理事長)
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栢下 淳 氏(県立広島大学教授)
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上島順子 氏(NTT東日本関東病院栄養部)