❷高等学校❶准看護学校(2年)↓❸ 特徴+++学校の種類期間看護師になるためには、看護師国家試験に合格して看護師免許を取得することが必要ですが、国家試験の受験資格を得るための勉強をすることができる学校にはいくつかの種類があります。どの進路を選択したとしても看護師になるために必要な知識と技術を身につけ、受験資格を取得することにつながります。 学べる期間は?※通信制は7年以上の実務経験が必要です。※2年課程(全日制)を設けている短大がありますが、入学には高卒者あるいは高卒認定試験合格者であることが必要です。自分がどのような学習をしたいのか、学校を卒業したらどのような場所でどのように活躍したいかを考えたうえで選ぶ必要があります。学費・看護師国家試験の合格率・学習環境や実習先・通学時間などもしっかり調べて決めましょう。学校の種類による違い、保健師や助産師の国家資格も取得したいのか考えよう。 学費は? 国立・公立・私立での違い、学ぶ年数での違いがある。 授業料以外にも、必要になる経費も出てくる。 学校独自の奨学金制度も調べよう。 学校の教育理念、目的、ポリシーは? 自分の信条、考え方と照らし合わせてみよう。 学習環境は? 教室や実習室、図書館などの施設はどんな雰囲気か? 教材は十分か?准看護師試験准看護師資格取得(都道府県知事免許)❶准看護学校(2年)❷高等学校衛生看護科3年以上の業務経験(中学卒業)看護師学校養成所2年課程看護師学校養成所2年課程正看護師7年(准看護師なら2年)・高等学校を卒業できて同時に看護の勉強もできる学校。・看護師への最短ルートだが、一般科目と看護科目を同時に学ぶため、学習面での負担が比較的大きい。・中学校の時点ですでに将来は看護師になりたいと決めている方に向いている。・3年間で国家試験の受験資格を得ることができる。・3年制の短期大学から大学へ編入可能な学校もあるので、4年制大学へ進学するか迷っている方や、大学への編入に少しでも興味がある方は、短大に入学してから決めるのもひとつ。・実習・実技が充実しており、実践的かつ実務的な教育で知識や技術を最短で身につけられ、看護現場では即戦力として活躍ができる。・一度別業界に就職してから改めて看護師を目指す方など、様々な人が学ぶ場としても人気がある。・実践と学問の両面からとらえて幅広く、時間に余裕をもってしっかり学べる。・管理職や特定看護師、専門看護師などキャリアアップしやすい。・保健師や助産師などの資格を得られる大学もあり、大学院進学の道もあるなど卒業後の進路も幅広い。学校や自宅からの距離はどうか、実習などで朝が早いことも多いので通いやすさも重要。 一度実際に足を運んでみるとイメージがつくかも。❸5年一貫❹看護短期大学5年3年以上の業務経験(中学卒業)※保健師・助産師になるには、まず看護師の国家試験に合格してから。看護系大学院や看護短期大学の専攻科、養成所などで1年以上の専門的な勉強をしたあと、保健師国家試験、助産師国家試験に合格すると、保健師・助産師として働くことができる。 ※保健師・助産師の教育プログラムがある大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験受験資格を得ることができる。選ぶポイント看護師学校養成所2年課程・全日制(2年)・定時制(3年)・通信制(2年)・准看護師になるための学校。養成校へ通う年月は2年間なので学費の負担は軽くなり、最短で社会人として独り立ちできる。・高等学校を卒業できて同時に看護の勉強もできる学校。・看護師への最短ルートだが、一般科目と看護科目を同時に学ぶため、学習面での負担が比較的大きい。・看護師を目指すらなら3年以上の業務経験ののち、看護師学校養成所2年課程で学ばなければならないため、看護師になるには遠回りになる。衛生看護科(3年)中学卒業後(3年)看護師養成課程校5年看護師国家試験看護師免許取得就 職 実習先は? どのような施設に実習に行くのか? 学校全体の就学状況は? 本人の意欲が最も重要だが、卒業率や国家試験合格率はどれくらいか? 卒業後について 就職先はどんなところが多いのか? 就職支援はどのように行ってくれるのか? 卒業後の自分の進路と自分の希望について考えよう。 通学時間は?5年一貫看護師養成課程校(統合カリキュラム※北陸3県にはございません)高校卒業後❺看護専門学校など (看護師養成所)3年 or 4年3年 (3年または4年)保健師/助産師※❻看護大学4年中学校を卒業❹ 看護短期大学(3年)❺ 看護専門学校など(看護師養成所)❻ 看護大学(4年)高等学校を卒業“学校の種類と後悔しない選び方のポイント”看護の学校まるわかりガイド看護への道!
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