『H&F 2016年2月号』P29掲載 解答&解説
雑誌に掲載の「介護福祉経営士2級試験予想問題」確認テストの解説です。
実際のページを見ながら、受験学習の復習にお役立てください。
(問題文は誌面に掲載しています)
- 問1
- 〔解答〕④
- 〔解説〕(基礎編Ⅰ 第2巻「介護福祉経営史」より)
措置制度とは、福祉サービスの利用に当たって、行政機関がサービスの実施の要否、サービスの内容、提供主体等を決定して、行政処分としてサービスを提供する仕組みを言います。介護保険制度が導入されるまで、福祉サービスのほとんどが措置制度により提供されてきました。サービス利用に当たって、申請から利用決定までに行政手続きを経るため時間がかかる、行政機関が優位的な立場になりやすい、利用者の権利性が乏しい、などの欠点が指摘されています。 - 問2
- 〔解答〕③
- 〔解説](基礎編Ⅰ 第3巻「介護福祉関連法規」より)
特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準(平成11年、厚生省令第46号)より出題。第11条に建物、設備の基準が定められています。③の浴室は「介護を必要とするものが入浴するのに適したもの」、調理室は「火気を使用する部分は、不燃材料を用いること」が求められていますが、居室のある階ごとに設ける必要はありません。居室のある階ごとに設置が必要なのは、洗面設備、便所、介護職員室です。