今回の開催にあたって、管理栄養士としてどのような働き方をされていますか。

　大学の教員をする中で、小学生向けに食育アプリを開発し、アップル社の教育分野のイノベータに認定されました。これをきっかけに「もっとより良いツールを作りたい」、また、「管理栄養士が活躍できる場所をつくりたい」と思い、2021年に起業しました。
今年、管理栄養士が効果的に栄養指導をすることができる栄養指導アプリ「eat+」をリリースしました。利用者に行動変容を促すため、管理栄養士と利用者がコミュニケーションを図りやすくすることを重視したアプリで、主にフィットネスジムや高校の部活動、エステの食事指導で活用して頂いています。
また、福岡市のエンジニアを目指す学生の助言者に就任し、管理栄養士の経験を生かしながら、食とテクノロジーの事業に携わっています。

この交流会を通して、何を伝えたいですか。

　管理栄養士の活躍の場は今広がりを見せていると感じます。フリーランスや起業に興味はあるけど、一歩踏み出す勇気がないという方に、つながりを作って、みんなで高め合っていく場所にしたいと考えています。また、病院や施設の方にとっても業務のヒントになればと思いますので、ぜひ参加して頂きたいです。