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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業
2018年1月号 Vol.442
2018年1月号
特集
地域医療のあり方が変わる!!
イチからはじめる遠隔診療の強化書
 ◆ 毎月1日発行
 ◆ A4判変型 92ページ
 ◆ 定価:1,080円(税込)
 ◆ 定期購読料:12,960円(税込)

✎ From Editors
寒さもひとしお身にしみるこの頃ですが、年末年始の行事ににぎわうまちの様子に、心が躍りますね。お住まいのまちではいかがでしょうか。寒さ対策を万全にして、1年を元気に始めたいものですね。
さてこの度、小誌『クリニックばんぶう』は誌面を一新いたしました。ページ数も大幅増、新企画も充実しています。ぜひご一読ください。

今月の特集

特集   水面下で進む地域医療の再編成!!
診療所グループ化時代の生き残り戦略

24時間365日対応や多様な外来ニーズへの対応、働きやすい職場環境づくりなど、医療・経営の質と効率性を高めるために、グループ化を進める診療所が出てきている。好むと好まざるとにかかわらず、グループ化の流れを読み取らずに経営は成り立たない。現在の動きと今後の方向性を考える。

先行事例1●在宅診療所のグループ化
 診療所ネットワークを構築し 在宅医療の質と効率性を高める
 医療法人おひさま会(兵庫県・神奈川県)

先行事例2●複数医師による多診療科診療所
 多診療科の専門医を擁して 中核病院並の外来診療を実現
 医療法人社団医の森クリニック浅草橋(東京都)

先行事例3●医科併設型の歯科診療所
 医科歯科併設の分院展開で利便性を担保し 経営基盤を強化
 医療法人社団相生会(東京都・埼玉県・宮城県)

動向分析●歯科に見る経営統合・大型化の流れ
 保険診療は中規模診療所が中心 課題は管理できる人材の確保
 水谷惟紗久(日本歯科新聞社『アポロニア21』編集長)

未来予測●M&Aに見る経営統合の方向性
 M&A件数は年々増加中 グループ化は着実に進んでいる
 森山智樹(株式会社日本M&Aセンター営業本部医療介護支援部ディールマネージャー)

コラム●
 診療所同士ではなく 病診のグループ化が主流に?
 松村眞吾(株式会社メディサイト代表取締役)

■ 経営トップの仕事術
 太田秀樹 氏
(医療法人アスムス理事長)
■ 【新企画】才色兼備
 小林暁子 氏
(小林メディカルクリニック東京院長)
■ 接遇再考
 村尾孝子 氏
(株式会社スマイル・ガーデン代表取締役)
 今月のテーマ:挨拶の仕方
■ TOPICS 特別鼎談
 ヘルスデータ管理機能で遠隔診療と健康管理の質と利便性を上げる「MediTel」の挑戦
■ 建築の力
 ひばりがおかこどもとアレルギーのクリニック

その他注目記事!

■ 【新企画】かかりつけ医療の質を高める在宅医療講座
 [Session1]患者対応/[Session2]栄養管理/[Session3]介護事業
■ 【新企画】かかりつけ医療の未来を拓く最新医療講座
 [Session1]未来の医療を知る/[Session2]がん医療の明日を考える/
 [Session3]社会全体を健康にする/DATAで読み解く今後の方向性
■ 【新企画】地域診療所未来構想〜全国各地の先導者と地域を考える!!
 地域医療の先導者
 平野 功 氏(清瀬市医師会会長・医療法人社団功和会平野クリニック院長)
 地域診療所レポート
 メイプルブレストケアクリニック/在宅サポートながさきクリニック/リプロダクションクリニック大阪
■ 【新企画】真のリーダーになる人のための院長塾
 診療所経営道/ドラッカー講座/資産運用講座/アリストテレスの処方箋
■ 【新企画】BAMBOO OPINIONS
医療改革と診療所経営/真野俊樹の世界の医療を知る/医療介護政策の動きと展望/経営力を上げる今月のおすすめ本/地域づくりと医療介護のあり方/社会・医療の未来予想図
■ 【新企画】患者動向総合研究所
診療科別―傾向と対策/医療・健康関心ランキング/患者1000人アンケート分析/患者に支持されるスマホ戦略/患者今昔物語/私のリビングウイル
■ イマドキの診療所事情
松村眞吾
■ 新・開業「天国と地獄」
■ Monthly TOPICS
■ BackNumber

次 号 予 告 2018年2月号(2018年2月1日 発行)

特集   薬だけの治療では支持されない
"在宅栄養"が地域医療に革命を起こす

「食」「栄養」は、高齢患者の状態維持・改善はもちろん、QOLの観点からも重要なテーマだ。かかりつけ医は、この分野に対して具体的にどのようにかかわっていけばいいのか。先行事例を中心に、在宅栄養の最前線を特集する。