
最新号 『ヘルスケア・レストラン』3月号
特 集 がん患者を支える栄養ケア
特集 がん患者を支える栄養ケア
がんとともに生活する時間が長くなるなかで、食事や栄養の支援は治療を支えるだけでなく、その人らしい生活を維持するための重要な要素となっています。栄養状態は治療継続の可否や副作用の軽減、身体機能やQOLの維持に大きく影響し、管理栄養士の専門的な介入はがん医療において欠かせません。一方、臨床現場では化学療法に伴う味覚変化や食欲低下への対応に苦慮する場面や、外来・入院・在宅と療養環境が変化するなかで、栄養支援が十分に継続できないといった課題も多く見られます。また、治療の進行や病状の変化に応じて、栄養管理の目的は「治療を支える栄養」から「その人の生活や価値観を尊重した支援」へと柔軟に変化していくことが求められます。本特集では、化学療法中の味覚変化への具体的な対応、外来栄養指導における実践的な工夫、緩和ケア病棟や終末期における食支援の取り組みを通じて、がん治療の各段階で管理栄養士が果たす役割を紹介します。治療と生活をやさしくつなぐ専門職として、日々の栄養支援をあらためて考える機会となれば幸いです。
病院・高齢者施設を訪問 食事拝見
-
File10
住宅型有料老人ホーム ウェル百選上冨居
(富山県富山市) - 「施設食」

入居者様にとって、食事は栄養を満たすだけでなく毎日の楽しみであり、暮らしの質を支える大切な時間です。生の食材を器に盛りつけるだけで自動調理するシステムの導入により、できたてあつあつのおいしい食事の提供を実現しています。

先生と教え子の同窓会
-
阿部咲子 氏
帝塚山大学 現代生活学部 食物栄養学科
准教授 ×
木村 満 氏 社会医療法人高清会 高井病院
管理栄養士

管理栄養士を育てた恩師と現場で活躍する教え子が再会し、過去のエピソードや管理栄養士への思い等について対談する本連載。今回は、帝塚山大学現代生活学部食物栄養学科准教授の阿部咲子先生と社会医療法人高清会高井病院管理栄養士の木村満さんに語っていただきました。

栄養経営士になろう
-
栄養経営士 芳野多香子さん
(川口市立医療センター)
その他
- Zoom up養成校レポート
-
社会で通用する基礎力を高め多様なプロジェクトで
現場に強い管理栄養士・栄養士が育つ
大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)
- 病院・施設の栄養サポートおやつ
-
少量高エネルギー、高たんぱく質
【いちごのパウンドケーキ~豆乳ホイップ添え~】
- CS紹介
-
公益社団法人 東京都豊島区歯科医会
あぜりあ歯科診療所 認定栄養ケア・ステーション
- Leader's School
- 【Lesson1】
- フィジカルアセスメントから画像診断まで臨床栄養管理のスキルアップ講座 谷口英喜
- 【Lesson2】
- 食べるをつなぐ歯科医師の訪問診療-歯科と栄養の連携- 五島朋幸
- ちょこっとSTUDY
- 一
- "その人らしさ"を支える特養でのケア横山奈津代
- 二
- 命に向き合う在宅医療物語 永井康徳
- 三
- お世話するココロ 宮子あずさ
- Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
- 米山公啓
- 連載・疾患ごとの栄養管理の最前線とコーチング技術の活用
- Case1
慢性腎臓病の栄養管理
北島幸枝 - Case2
呼吸器疾患の栄養管理
石川史明 - Case3
IBD・IBSの科学的根拠に基づいた栄養管理
宮﨑拓郎・中東真紀 - Case4
褥瘡「創傷と栄養」
真壁 昇 - Case5
コーチング
岡本智子
- TOPICS
- バックナンバー
- From EDITORS
次号予告 2026年4月号(2026年3月20日 発行)
特 集 メンタルヘルスと栄養 ―心と食をつなぐ新しいケアのかたち―(仮)
うつや不安、不眠など心の不調が身近な課題となるなか、栄養の視点からどのような支援ができるのかをあらためて考えます。最新の研究動向に加え、医療の現場で活かせる実践例などを紹介。管理栄養士だからこそ担える、こころに寄り添う栄養ケアの可能性を探ります。




fujisan