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【最新号】2025年2月号

最新号 『ヘルスケア・レストラン』2月号

特 集 今のやり方で提供し続けられますか? 病院給食の現状と未来

毎月20日発行
A4判 52ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
定期購読料:15,840円(本体14,400円+税10%)

特集 今のやり方で提供し続けられますか? 病院給食の現状と未来

食材費や光熱費の高騰、そして慢性的な人手不足……皆さん、給食業務に苦慮されているのではないでしょうか。今、病院給食はかつてないほど過酷な状況に直面しています。11月12日(火)に開催した「ヘルスケア・レストラン」トークライブ第30弾終了後に実施したアンケートで、参加者の管理栄養士に「給食業務でどんなことに困っているか?」と聞いてみました。すると、149件もの回答をいただき、人手不足、価格高騰、調理員の高齢化という言葉がずらりと並びました。栄養部門だけで必死に対応していても限界があります。そこで本特集では、給食受託会社の団体組織である日本メディカル給食協会の代表者と日本栄養経営実践協会の宮澤靖代表理事でこの問題について話し合っていただくとともに、今後の給食業務の抜本的な改革に取り組む病院を紹介。さらに、病院の管理栄養士と給食受託会社が強力なパートナーシップで取り組んでいる病院を紹介します。

特集
特別鼎談
医療の土台を担う病院給食
委託と受託がともに支えていく 参加者
宮澤 靖氏(東京医科大学病院 栄養管理科科長/(一社)日本栄養経営実践協会 代表理事) 田上 政行氏(株式会社エムズフード代表取締役/(公社)日本メディカル給食協会 副会長) 池田 直人氏(株式会社LEOC顧問/(公社)日本メディカル給食協会 理事・学術衛生委員会副委員長)
事例1
めざすは受け身ではなく攻めの姿勢
アッセンブリー方式で給食改革に挑戦する 東京医科大学病院 (東京都新宿区)
事例2
理想の病院給食の提供という目標を共有し
密に話し合う姿勢で現状打開につなぐ 総合母子保健センター 愛育病院 (東京都港区)

その他注目記事!

RD's Kitchen~メニューをどうぞ~

高EP食

地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療連携病院に指定されている京都桂病院。
同院では15病棟のうち8病棟で化学療法を行っており、その副作用で味覚異常がある患者も多いという。
食欲がなく少量しか食べられないような患者には、少量高栄養の同院オリジナル「Katsura ちからシリーズ」を提供し、化学療法の完遂を支えている。

RD's Kitchen~メニューをどうぞ~

今月の人〈Brightyouth〉

𠮷田 咲菜
(東京医科大学病院 栄養管理科/管理栄養士)
今月の人〈Brightyouth〉

病院・施設の栄養サポートおやつ〈番外編〉

嚥下食
中華まん
病院・施設の栄養サポートおやつ〈番外編〉

その他

『ヘルスケア・レストラン』トークライブ 第31弾レポート
地域一体型栄養サポートのススメ
栄養管理における地域連携の課題

回答者
福元 聡史氏(トヨタ記念病院 栄養科 主任)
『ヘルスケア・レストラン』トークライブ
Leader's School
【Lesson1】
フィジカルアセスメントから画像診断まで臨床栄養管理のスキルアップ講座 谷口英喜(社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院 患者支援センター長)
【Lesson2】
食べるをつなぐ歯科医師の訪問診療-歯科と栄養の連携- 五島朋幸(ふれあい歯科ごとう 代表)
ちょこっとSTUDY
"その人らしさ"を支える特養でのケア横山奈津代
命に向き合う在宅医療物語 永井康徳
時代の空気を読む 藤井将志
食べることの希望をつなごう 豊島瑞枝
お世話するココロ 宮子あずさ
Dr.米山診療記 患者とともに生きよう
第二百二話「風邪が治る食事」
栄養指導で"あるある!こんなこと"〈第139回〉
田村佳奈美(福島学院大学短期大学部 食物栄養学科講師 管理栄養士)
バックナンバー・取扱書店一覧

次号予告 2025年3月号(2025年2月20日 発行)

特 集 新たな可能性を求めて踏み出そう! 管理栄養士のセカンドキャリア

栄養の重要性が広く国民に認知されているなか、管理栄養士の働き方も幅広いものとなっている。病院や高齢者施設などで臨床栄養管理のスキルを身に付けた管理栄養士には、どんなセカンドキャリアの可能性があるのだろう。病院・高齢者施設からセカンドキャリアへ進んだ管理栄養士の働き方を通して、その可能性を探る。